共鳴管型スピーカーW-toneと、FOSTEX FE103M。
2012年3月4日に書いた日記では、 共鳴管型スピーカー「W-tone」のユニットを「ALPINE DLS-108X」から「FOSTEX FE103M」へ変更したことを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/f92dd779eb86c73d43ef8afedb452426...
View ArticleW-toneのユニットを FOSTEX FE103M から FE168EΣへ
今度は、「Fostex FE103M」を「FOSTEX FE168EΣ」へ変えてみました。 10cmでは駆動しきれなかった共鳴管を、強力にドライブすることを狙います。 FE103M搭載時 ユニットを外します。本体の横幅は175mmなので、なんとか16cmフルレンジを入れる穴を開けることができました。 FE168EΣを入れて完成! ユニット上方に貼ってある松集成材は、最初にALPINE...
View Articleユニットに適合する箱とは?
先日(3月19日の日記にて)、いろいろな箱形式を書きましたが、それぞれに適合するユニットを選ぶことが大切です。 それを簡単に示せるのが、次の「BHファクター」と「DRファクター」かなぁ〜と思っています。 (2011年12月25日に発表済みではあります…) ↑ちなみに、物理的な根拠は皆無ですw 例えば、バックロードホーン型の箱では… <クリックで拡大>...
View Articleアニソン購入 〜2012冬(新春)〜
冬アニメが終わり、怒涛の春アニメの録画予約を逃すまいと頑張っているカノン5Dです。 さて、今回も購入したアニソンを。 写真左 「TVアニメ「アイドルマスター」 新オープニング・テーマ「CHANGE!!!!」 」 本当は千早回で流れていた「約束」が入っている「ANIM@TION MASTER...
View Article「共鳴管付きバスレフ」の設計と作製
先日の「共鳴管付きバスレフ」ですが、 「Bass Reflex With Tube」なので、「BS-WT方式」とします。 今回作製したのは、こんな感じです。 <クリックで拡大> 今回は実験機なので、 バスレフ箱と共鳴管部を切り離して、単独での特性も確認できるようにしました。 <クリックで拡大> 音響管は約1.8mで、共鳴周波数は片開管で47Hz,141Hz、両開管で94Hz,188Hzを狙います。...
View Article「共鳴管付きバスレフ」の試聴と測定 (1)
先日製作した「共鳴管付きバスレフ(BS-WT)」の報告です。 まずは、小箱単独(容量 約6L)から。つまり、ブックシェルフ型部分だけですね。 これは共振周波数が80Hzのバスレフ箱になります。 軸上1m ユニット直前 ダクト直前 インピーダンス特性(参考) 聴感上は、残念ながら低音不足でした。 軸上1m特性を見ても、150Hzからストンと落ちてしまっています。...
View Article「共鳴管付きバスレフ」の試聴と測定 (2)
今度は、大箱を使っての測定です。 大箱(図中右)は、容量8.8Lで、共振周波数は57Hzになります。 軸上1m ユニット直前 ダクト直前 インピーダンス特性(参考) 一聴して、小箱より低音量感が出ているようですが、まだまだ低音不足です。...
View ArticlePARCサウンド鑑賞会(4/28) のお知らせ
私も先日知った情報なのですが、 ParcAudioのユニットを使った発表会が開催されるようです。 基本的には仲間内同士の交流会みたいな感じのようですが、 外来の人も歓迎とのことだったので、私も行ってみようと思っています! 詳細は、こちらのリンクをご参照ください。 4/28 PARCサウンド鑑賞会開催 リンク先の情報によると・・・ 場所: 東京 新橋 新橋駅前ビル 5F 「鳳龍クラブ」 日時:...
View ArticleScanSpeakの10cmフルレンジ「10F/8424G00」
ScanSpeakといえば、海外製高級ユニットの代名詞ともいえる存在ですが、 実は、フルレンジユニットも一機種販売しているのです。 名称は「10F/8424G00」で、同社の入門向け「Discoveryシリーズ」の中に組み込まれています。 製品詳細pdf http://www.scan-speak.dk/datasheet/pdf/10f-8424g00.pdf 情報を整理すると…...
View Articleシルヴァン(偽1)を作ってみた 制作編
一年前ぐらいに、「日東紡音響「SYLVAN(シルヴァン)」の技術を紐解く!?」として特許技術を中心にいろいろと調べていました。 (2011年05月24日 「日東紡音響「SYLVAN(シルヴァン)」の技術を紐解く!? (1)」など) ただ、実際に作る機会がなかなか無く、気付いたら一年もの時が過ぎていました。 作製物のイメージとしてはこんな感じ。 中央の「エ」字型の支柱に、柱を吊るします。...
View Articleシルヴァン(偽1)を作ってみた 試聴編
さて、作製したシルヴァン(偽)の話です。 当たり前ながら、部屋の中で組み上げていくと、 部屋の中央付近で「シルヴァン(偽)」は完成します。 完成間近、 そう、全ての柱を吊るし終わる頃には、 耳に妙な感覚を覚えるのです。 具体的には、耳が澄んだ状態というか、強制的に澄まされた状態というか… 部屋内外の細かな音が良く聞こえるようになったのです。...
View Article電池覇権 / 大久保隆弘
リチウムイオン電池に興味を持ったので、読んでみました。 基本的に、経営方針的な考え方が書かれていましたが、技術の人にとっても入門書として良いと思います。 その中でも、技術革新を続けていないと、必ず価格下落の波に飲まれる…といった事が非常に印象的です。 半導体、液晶テレビ、携帯電話。全て日本がリードしていたのですが、今は韓国を含む海外勢にシェアを奪われているといえます。...
View Articleバスレフ箱部分の「容量」について (共鳴管付きバスレフ)
ようやく、「共鳴管付きバスレフ」の要点が分かってきたかなぁ〜と思っているカノン5Dです。 今回は、バスレフ箱を小さくして再度作製しました。 ユニットはお馴染み、ALPINE DLS-108Xです。 容量は約2Lと、10cm口径としては異常に小さいです。むしろ、バックロードホーンの空気室に近いイメージでしょうか。 ダクト断面積は30mm×60mm(振動板の36%)で、長さは18cm程です。...
View Articleネッシー型の共鳴特性シミュレーション
共鳴管バスレフの話が続いているので、ちょっと気分転換。 長岡先生が作ったネッシーってありますが、その類似系の設計について。 基本的には、αとβの長さを決めることになりますね。 この場合、第一音道は長さα、第二音道は長さα+βとなります。 そして、全共鳴管長は2α+βですね。 第一音道(α)、全共鳴管長(2α+β)は、片開管なので1倍・3倍・5倍振動が予測されます。...
View Articleバスレフ箱部分の「ダクト断面積」について (共鳴管付きバスレフ)
今度の実験は、「共鳴管付きバスレフ」の管断面積を変えてみます。 先日作製したバスレフ箱は、容量が2Lで、ダクト断面積18cm2、ダクト長さ約20cmでした。 構造としては、このようになっており、 ダクトの断面積を変更することも可能なのです。 ダクトは木材で制作されていまして、 フロントバッフルを外すと、このように見えます。 ちょっと色の薄い木材が、ダクトの高さ方向を決めていますので、...
View Article「共鳴管付きバスレフ」の まとめ
4月1日から試行錯誤を続けていた「共鳴管付きバスレフ」も、いよいよまとめです! [名称] 「共鳴管付きバスレフ」 もしくは「共鳴管バスレフ」「管付き」など。 他方式に『バックロードバスレフ』などがあり、それと混同しない名称が望ましい。 [設計の狙い] 共鳴管方式は、超低音の伸びや軽やかな低音質感など魅力的な点が多い。 しかし、この方式により好ましい低音量感が得られるユニットは非常に限られている。...
View ArticleFostex 13cm マグネシウム振動板フルレンジMG130HR 発売!
昨日、FOSTEXから新型限定ユニットの発表がありました。 「MG130HR」 詳細は、こちらのpdfリンクに詳しいのですが… 新製品発表 リンク 特徴としては、 ・「純」マグネシウム振動板 ・ウレタン系エッジ(ポリカーボネート系材料配合) ・振動板直結アルミボイスコイルボビン ・アルニコマグネット磁気回路 といったところで、なかなか高級な作りになっています。 ちなみに、お値段は1本...
View Article[読書] 自動車用 リチウムイオン電池 (金村聖志)
先日もリチウムイオン電池関連の本を読みましたが、 こちらは、完全に理系向けの本。 リチウムイオン電池を構成する正極材・負極材・セパレーター・電解質・バインダーに分けられて解説されていました。 現在は、正極材としてLiMn2O4、LiCoO2など、 負極材として黒鉛などが用いられていますが、 それを超える特性(主に容量)を実現するために様々な材料開発が行われています。...
View ArticleFOSTEX MG130HR 試聴会 (秋葉原 コイズミ無線)
昨日は、秋葉原のコイズミ無線で開催された「FOSTEX MG130HR」の試聴会に行ってきました。 盛り沢山の内容なので、前編と後編に分けてお伝えしようと思います。 前半は、FOSTEXの技術者と浅生先生でMG130HRの技術的なことについての説明がありました。 このユニットは、「純Mg+HR形状」の完成系ともいえる自信作で、 その高度な表現力を生かすために、磁気回路も贅沢なものとなりました。...
View ArticleFOSTEX MG130HR 試聴会 2 (秋葉原 コイズミ無線)
前回の続きで、先日のコイズミ無線での発表会です。 まずは、市販品の箱「YK130MG」との組み合わせ。 市販品だけあって、洗練された印象です。 内容量は、10,2L。 ダクトの共振周波数は 62Hzです。 さて、早速試聴です。 単一楽器のアコースティックなものから、オーケストラ、JAZZまで聴きました。 まず感じるのは、純Mgならではの癖の少なさ。...
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