試聴・測定編4 (空気室容量の検証 FE126E)
2/11と前回の日記では、二つのバックロードの特性を紹介しました。 ユニットも、箱もほぼ同一。 空気室容量だけが唯一違いで、 2/11は1.9L、前回(3/8)は2.7Lという設計でした。 今回は、空気室容量の違いに注目し、データを比較しながら、 バックロードホーンの設計方法を考えてみようと思います。 まず、聴感上の違い。 【1.9L】濃厚、表情豊か、ナローレンジ、ピラミッドバランス...
View Article「FOSTEX FE103-sol試聴会(小澤先生)」に行ってきました。 1
先日、コイズミ無線での試聴会に行ってきました。 お題は、もちろん「FE103Sol」。 先日発表されたばかりの、FOSTEX製の10cmフルレンジの限定ユニットで、 今回は、バスレフ型の作例や、ウーハーを追加した2wayの作例を聴くことができました。 最初に聞いたのは、レギュラーモデルの「FE103En」です。...
View Article「FOSTEX FE103-sol試聴会(小澤先生)」に行ってきました。 2
前回の更新から、1か月近く経ってしまいました(汗) 既にお手元にFE103Solが届いている方も多いのではないでしょうか。 ---------------- さて、FE103Solの詳細ですが、 炭山アキラ先生のブログに書いてありますので、リンクを貼っておきます。 2014.02.14「FE103-Solを聴いてきました」...
View Article5月の自作スピーカーイベント告知 (塩ビ管、PARCサウンド鑑賞会)
春の自作スピーカーイベントを紹介します。 1. 「集まれ塩ビ管スピーカー・関東オフ会2014」 ・日時:2014年5月11日(日) 10:00頃開始(9:30開場)16:00頃終了予定。 ・会場:神奈川県横浜市 「横浜ラポール 3階ラポール座(視聴覚室)」...
View Article2014年3月終了アニメ(冬アニメ)感想
もう今期アニメも5話程度進んでいますが、 ちょっと戻って、3月終了の冬アニメをふり返ってみたいと思います! 「凪のあすから」 文句なしの秀作。PAWORKSらしい繊細な恋愛模様と、海と地上で繰り広げられるダイナミックな舞台が見事に合わさっていたと思います。 まあ、とりあえず、美海かわしいよw 「鬼灯の冷徹」...
View Article5月の自作スピーカーイベント (塩ビ管、PARCサウンド鑑賞会)
昨日、PARCサウンド鑑賞会に行ってきました。 これで5月の自作スピーカーイベントは一段落ですね。 ここで、ちょっと振り返りをしてみたいと思います! <集まれ塩ビ管スピーカー・関東オフ会2014> 昨年度参加したときは、普通の「木箱」だったので、 今年は、初の「塩ビ管」方式を作ってみました。 塩ビ管は、長所として箱容量やダクト長の調整が容易なのに対し、...
View Article2014年6月終了アニメ(春アニメ)感想
もう春アニメも終了の季節ですね。 最近、時の進むスピードが速く感じるカノン5Dです。 では、定番の3作品を挙げたいと思います。 「一週間フレンズ」 すっごいピュアな恋愛ものですが、それが自然な形でまとまっていたのは良かったです。メインの2人以外のメンバーも、良い味を出していたのが成功の秘訣だと思います。 「ノーゲーム・ノーライフ」...
View Article自作シルヴァンver.2 の製作(1)
ルームチューニングはオーディオ趣味の中でも大きな比重を占めるポイントです。 最近注目されている、ルームチューニングアイテムとして「シルヴァン」があります。 「シルヴァン」は、日東紡エンジニアリングが発売しているルームチューニング製品です。 ネットでの話によると、効果抜群とのこと。(殆どが宣伝記事ですがw) 一見しただけでは、ただの柱がたくさんあるだけですが、...
View Article試聴・測定編5 (ユニット変更 TangBand W3-582SC)
久々にバックロードホーンのことでも書こうと思います。 前回の日記から、既に5ヶ月近く経ってしまったので、まずはふり返りから。 前回の日記:2014年03月08日 「試聴・測定編4 (空気室容量の検証 FE126E)」 http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/1202e1e135d7922ba7f110ea5cf0a79c...
View Article試聴・測定編6 (ユニット変更 FOSTEX FE168EΣ)
さて、前回に引き続き、バックロードホーン箱のお話です。 12cmのFOSTEX FE126E用に作製した(まだ仮組み状態ですが…)、S-042エンクロージュアに対して、 様々な口径のユニットを装着してみる・・・という試みです。 前回は、TangBandの8cmユニットを装着しましたが、 今回はFOSTEXの16cm口径フルレンジ「FE168EΣ」を装着してみました。...
View Article試聴・測定編7 (空気室容量・スロート断面積について)
さて前回の日記では、S-041を使って色々なデータをとってきました。 バックロードホーンというものは非常にシンプルなもので、 この図にしたようなものです。 現実には、ホーンは直管をつないだような構成なので、 理論的に求めた値からは若干ズレるようです。 ただ、私の印象だと、 大まかな音質はホーンの基礎設計で決まる…と考えています。...
View Article秋の自作スピーカーイベント
今年も、オーディオショウが開催される季節になってきましたね。 その熱気に負けじと(?)、有志が開催する自作スピーカーイベントもありますので、その紹介をしようと思います! 「スピーカー再生技術研究会 2014年第5回公開オフ会」 場所 東京 中野 「中野ゼロ視聴覚ホール」 日程 09月28日(日) 時間 10:30 一般開場 (16:00終了予定) 参考URL...
View Article祝 テクニクス復活!
皆さま既にご存じだと思いますが、 パナソニックのオーディオブランド「Technics」が復活しました! ステレオスピーカー「SB-R1」 ヨーロッパのオーディオショウ「IFA」などでは、大規模なブースを展開しているようですが、 webページでは下記の告知のみとなっています。...
View Articleバックロードバスレフとの出会い
バックロードバスレフという方式は、主にkenbeさんが「ハイエンド自作スピーカー」というブログで紹介しています。 「ブログ・ハイエンド自作スピーカー」 http://kenbe.blog68.fc2.com/ むしろkenbeさん以外のバックロードバスレフの作例を私は殆ど知らないのです。 一つは、スピーカーのガレージメーカー「音工房Z」を率いる大山美樹雄さんの作品。...
View Article2014年9月終了アニメ(夏アニメ)感想
もうすっかり涼しくなりましたが、夏アニメの振り返りをしたいと思います。 「ヤマノススメ セナンドシーズン」 5分アニメだった前回から拡大して、15分のスケールでの放送でした。それでも間延びすることなく、充実の作品となりました。 登山に限らず、趣味全般の醍醐味としての「大変さ」「充実感」「挫折」みたいなものを上手く描くことができていたと思います。 OP曲も傑作ですね♪ 「ソードアートオンライン?」...
View Articleバックロードバスレフの設計
さて、前回(9/7)の続きで、 10/30のミューズの方舟のコンテストに向けての製作です。 今回作成するS-043は 「バックロードバスレフ」にしよう、と決めたので、 まずは、設計を固めていきます。 そもそも、バックロードバスレフというのは、 バックロードホーン(BH)の出口にダクトをつけたものです。 しかし、設計として通常のBHと異なるのは、 ・ホーン長が短い ・ホーンの広がりが大きい...
View ArticleBHのダクト塞ぎ効果!
さて、作製したS-043の音をチェックしていきます。 今回のS-043は、以下の概要を持っています。 空気室容量:3.5L スロート断面積:45cm2 ホーン長さ:0.8m 開口部(ホーン末端)面積は、通常のBH状態では約190cm2ですが、 今回は「バックロードバスレフ」ということで、ホーン開口部に蓋をしての評価をしてみました。...
View Articleダクトの長さ (バックロードバスレフ)
前回は、S-043のバックロードホーンの出口を12mm厚の合板で部分的に塞ぐことで、特性が変化することを確認しました。 今回は、ホーン開口部となるφ50mmの穴に塩ビ管を挿入し、 「長さ」のあるダクトとしての動作を検証します。 (ベースとなる、S-043の概要) このS-043の開口部に、 φ50mmの穴が開いた12mm厚板を装着し(バックロードバスレフ?とする)、...
View Articleホーンの長さ(バックロードバスレフ)
バックロードバスレフのS-043での実験です。 今回はホーン長を変えてテストしてみます。 前回の形状(ホーン長0.8m)は、ざっとこんな感じ。 今回は、さらに延長ホーンのパーツを取り付け、ホーン長を1.2mに拡張しました。 断面積をグラフにすると、こんな感じになりますね。 さて、まずはダクト直前での特性を見ていきましょう。 空気室容量は、3.5L。...
View Article空気室容量の違い (バックロードバスレフ)
11/30のミューズの方舟コンテストに向けて、 バックロードバスレフ型の「S-043」の実験を続けています。 今回は、空気室のサイズを変えての実験です。 バックロードバスレフ型は、バックロードホーンでいう「空気室」、ダブルバスレフでいう「第一空気室」に相当する容積(つまり、ユニット背面にある箱容量)が存在します。 今回は、そこを変化させることによる、箱の動作の確認をしてみようと思います。...
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