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[Stereo誌2012年8月号付録] 三つ折レゾナンス (測定編1)

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また間隔が空いてしまいましたが、
SCANSPEAK 10F/8422-03を使ったスピーカーの測定編です。

ユニット直前


かなりのハイ上がり特性ですが、
スムーズな特性で、好印象です。

一応、共鳴管箱に入れているのですが、
ディップ(共鳴が起こっている証拠)が無いのが気になります…


下部開口部


上部開口部


あまり明白なピークはなく、
音響迷路として働いているのかなぁ〜と想像されます。


リスニングポイント


軸上1m (壁から離して測定)


SPを壁に近づけた状態では、
80Hz程度まで伸びています。

ただ、100〜300Hzにディップが存在し、
稀に低音楽器の存在感が薄くなる領域として感じられます。

POPS系は、なかなか苦手なようで、
クラッシックやJAZZが得意なスピーカーに仕上がりました。

特に、クラッシックは(空気の揺らぎのような超低音はありませんが)
低音から充実したエネルギーが感じられて、なかなかの感触です。



と、聴感特性は良好なのですが、
共鳴管として動作していない…という測定結果は頂けないものです。

追加の測定は、また次回の日記で。

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