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ALPINE DLS-108Xのネットワーク回路調整 〜その1〜

ミューズの方舟のコンテストまで、残るは二週間強。
ようやく箱が完成したので、まずはクロスオーバーネットワークを仕上げようと思います。

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ALPINE DLS-108Xは、同軸2wayなので、
ネットワーク回路も音質を決定する大きなポイントになりますね。
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標準状態では、
ウーハー;ネットワークなし
ツイーター;BENNIC製 2.7μFコンデンサ一発
となっています。
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この状態で、ウーハー[W]とツイーター[T]の周波数特性を測定しました

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↑測定は近接距離(20cm)で行いました。

[Tのみ (2.7μF)]
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[Wのみ (スルー)]
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[T+W]
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この特性を見ると、
ウーハーの5kHz〜15kHzの高域共振と、ツイーターが重なってしまい、
軸上特性では大きく高域が盛り上がった特性となっています。

もちろん、聴感上でも明確なハイ上がりです。
(150Hz付近も盛り上がっているので、「もこシャリ」かな)


これは、このALPINE DLS-108Xが乗用車のダッシュボードの上に装着されることを想定しており、斜めから聴くことでフラットになるよう設計されているためだと思います。

しかし、家庭用HiFi用途ではこの特性を克服しないといけません。
ネットワークの調整・測定は次回!

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