Quantcast
Channel: オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 553

[コンテスト編 5 (最終回)] ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト 2011

$
0
0
コンテスト日記も最終回です。
ラストを飾るのは、家庭に持ち込みたい魅力的なサイズの2作品です♪

こちらは、河辺さんの「FDBR1043」



「小さくても重低音が出てなおかつ綺麗な音が出て、
 それを如何に簡単に安く製作できるか」
を目指した試行錯誤の結晶です。

詳しくは、ブログ「SlowLifeをたのしむ」を見て頂きたいのですが、
「ファンネルダクト」「ヴォルテックス・ジェネレーター」「サウンド・スリット」「フリー・ユニット・システム」など、様々な工夫に満ちています。アイディア票でも見事2番手(23票)につけていました。



これらのアイディアは、昨年同様に音質へ直結していました。DLS-108Xの引っ込みがちな癖を上手くコントロールしていた数少ない作品だと思います。音質票も確実に集め、2位(15票)でした!

特に、「ヴォルテックス・ジェネレーター」は既存のシステムにも使いやすい技術だと思います。私も試作段階で何度か試しましたが、濁り気味で中高域のハリが今一つな場合には、この技術が絶大な効果を発揮することを確認しています。




ラストバッターは、内野さんの「五稜郭」



上から見ると、五角形の造形が美しい!!
木口も丁寧に処理してあり、ルックス票は3位(15票)を獲得されていました。

中身は、オーソドックスなダブルバスレフ。
第一空気室6L、第二空気室12L、
第一ダクトφ50×80mm、第二ダクトφ50×85mm



おそらく、このユニットDLS-108Xの特性を一番上手く引き出していたのでは?と思わせるほどの、非常に素直な鳴りっぷりです。

ダクトのチューニング、ツイーターのネットワーク(0.68μF)、5角形エンクロージュアによる定在波低減。どれもが、滑らかで自然な音質に結びつく結果となりました。音質票は、田中氏と並ぶ3位タイ(14票)です!

あくまでもオーソドックスな使いこなしを適切に行い最高の結果を出す。それは斬新なアイディアを超えるものがあるのでは?と思い、私は「アイディア票」を投じました。





これで、9作品すべての発表が終了です!
皆さんの投票の集計タイムに入ります。



書き込まれた、得点票。
僅差の戦いに、最後までドキドキが続きます!!


(↑写真は最終結果です)

音質賞は、白須さんの「BHエイリアン」
アイディア賞は、前田会長の「クリスタル・ビーム」
ルックス賞は、鈴木さんの「複合型コンビネーション・ホーン」(前田会長辞退のため)
でした。おめでとうございます!!


そして、なんと、サプライズ!
オーディオ評論家の炭山アキラ先生から賞を頂いてしまいました!!



若手唯一の参加、ブログを含めた活動 を高く評価してくださったこと、感謝しております!


最後は、全員で記念撮影です。



皆さん、お疲れ様でした!!











電車で帰りますw

Viewing all articles
Browse latest Browse all 553

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>