さて、FE126Eとの戦いが始まります。
バックロードホーンといえば、ホーン。
まずは、そこの設計からです。
ホーンの基本は、エクスポネンシャル曲線。
この数式をexcelでグラフにすると、こんな感じに。
ポイントは、「m」で書かれる「広がり係数」。
この係数が0.8以上が、カノン5Dのオススメ。
広がり係数が少ないほど、共鳴管に近づき、超低音再生に有利な設計となります。
その一方で、低音量感は控えめになっていきます。
広がり係数が大きいと、低音の伸びこそ犠牲になりますが、
十分な低音量感による、バランスの良い再生音が期待できます。
ただし、広がり係数が大きすぎると、今度は全く低音が出なくなることもあるようで、
その場合は、開口部を塞ぐなど、一工夫が必要となります。
今回のS-046では、FE126Eの低音不足を補填すべく、
広がり係数は「0.9」を選択。
今回は、ホーンの形状にも一工夫。
①で示したホーン前半は、ユニットに近く音の密度が高いところ。
ホーンの音道を滑らかに構成し、付帯音の抑制を狙います。
②では、ホーン開口部に近く、低音再生が決定されるポイントです。
直管の連続として、低音が出やすい構成としました。
それを、箱に収めるとこんな感じに。
(実際は、箱に収める→音道設計を微調整→箱に収める、を繰り返して設計します。)
次回は製作編です!
バックロードホーンといえば、ホーン。
まずは、そこの設計からです。
ホーンの基本は、エクスポネンシャル曲線。
この数式をexcelでグラフにすると、こんな感じに。
ポイントは、「m」で書かれる「広がり係数」。
この係数が0.8以上が、カノン5Dのオススメ。
広がり係数が少ないほど、共鳴管に近づき、超低音再生に有利な設計となります。
その一方で、低音量感は控えめになっていきます。
広がり係数が大きいと、低音の伸びこそ犠牲になりますが、
十分な低音量感による、バランスの良い再生音が期待できます。
ただし、広がり係数が大きすぎると、今度は全く低音が出なくなることもあるようで、
その場合は、開口部を塞ぐなど、一工夫が必要となります。
今回のS-046では、FE126Eの低音不足を補填すべく、
広がり係数は「0.9」を選択。
今回は、ホーンの形状にも一工夫。
①で示したホーン前半は、ユニットに近く音の密度が高いところ。
ホーンの音道を滑らかに構成し、付帯音の抑制を狙います。
②では、ホーン開口部に近く、低音再生が決定されるポイントです。
直管の連続として、低音が出やすい構成としました。
それを、箱に収めるとこんな感じに。
(実際は、箱に収める→音道設計を微調整→箱に収める、を繰り返して設計します。)
次回は製作編です!