スピーカー製作 第2弾!
中学3年の頃に買ったミニコンポ「SC-PM65MD」が、とうとう壊れてしまったので、
そのユニットを使っての製作です。
http://panasonic.jp/support/product/audio/SC-PM65MD.html
思い返せば、このミニコンポが私をオーディオマニアに育ててくれたといっても過言ではないかもしれません。
しかし、もうこのスピーカーを駆動するアンプも壊れてしまい、せめてスピーカーだけでも活路を見出したいものです。
このスピーカーは、一見2wayですが、
裏側のサブウーハーを含めた3wayタイプのスピーカーです。
前側の2wayだけで鳴らしてみると、こんな感じの周波数特性になります。
かなりハイ上がりですが、
サブウーハー使用が前提なので、妥当な特性でしょうか。
飾りのプラスチック板を取ると、こんな感じ。
ツイーターはこちら。
「リング・シェイブド・ドームタイプ」と命名されていますが、
一般的なコーン型の改良タイプのようです。
製品の状態では、
2.2μFのコンデンサが一つ直列につながっていました。
定格の6Ωだとして、12k〜15kHzぐらいからカットされる計算でしょうか。
その状態での周波数特性はこんな感じ。
10kHz以下がカットされる感じで、
スーパーツイーターとして働いていますね。
ちなみに、ネットワークを取り除いて、
フルレンジで測定するとこんな感じに。
(測定は小音量でやっています)
ツイーターの割には、中域まで十分カバーできる能力がありそうです。
一方、ウーハーは製品状態でもフルレンジで接続されており、
ネットワークによる帯域カットは行われていませんでした。
では、早速周波数特性の測定です。
(1.8L密閉箱)
(裸で鳴らした場合。ユニット近接位置で測定)
こちらも、1Kz程度までスムーズに伸びていますね。
このツイーターとウーハーの組み合わせなら、
適当な箱とネットワークを合わせれば、バランスの良い2wayスピーカーが作れそうです。
ウーハーのインピーダンス特性はこちら。
青線が1.8L密閉箱に入れた状態での測定。
緑線が裸で鳴らした状態です。
特性としては、f0=80Hz, Q0=0.55 といったところで、
使いやすそうなウーハーの特性となっていますね。
次回は、このユニットに合わせたスピーカー設計を紹介します。
中学3年の頃に買ったミニコンポ「SC-PM65MD」が、とうとう壊れてしまったので、
そのユニットを使っての製作です。
http://panasonic.jp/support/product/audio/SC-PM65MD.html
思い返せば、このミニコンポが私をオーディオマニアに育ててくれたといっても過言ではないかもしれません。
しかし、もうこのスピーカーを駆動するアンプも壊れてしまい、せめてスピーカーだけでも活路を見出したいものです。
このスピーカーは、一見2wayですが、
裏側のサブウーハーを含めた3wayタイプのスピーカーです。
前側の2wayだけで鳴らしてみると、こんな感じの周波数特性になります。
かなりハイ上がりですが、
サブウーハー使用が前提なので、妥当な特性でしょうか。
飾りのプラスチック板を取ると、こんな感じ。
ツイーターはこちら。
「リング・シェイブド・ドームタイプ」と命名されていますが、
一般的なコーン型の改良タイプのようです。
製品の状態では、
2.2μFのコンデンサが一つ直列につながっていました。
定格の6Ωだとして、12k〜15kHzぐらいからカットされる計算でしょうか。
その状態での周波数特性はこんな感じ。
10kHz以下がカットされる感じで、
スーパーツイーターとして働いていますね。
ちなみに、ネットワークを取り除いて、
フルレンジで測定するとこんな感じに。
(測定は小音量でやっています)
ツイーターの割には、中域まで十分カバーできる能力がありそうです。
一方、ウーハーは製品状態でもフルレンジで接続されており、
ネットワークによる帯域カットは行われていませんでした。
では、早速周波数特性の測定です。
(1.8L密閉箱)
(裸で鳴らした場合。ユニット近接位置で測定)
こちらも、1Kz程度までスムーズに伸びていますね。
このツイーターとウーハーの組み合わせなら、
適当な箱とネットワークを合わせれば、バランスの良い2wayスピーカーが作れそうです。
ウーハーのインピーダンス特性はこちら。
青線が1.8L密閉箱に入れた状態での測定。
緑線が裸で鳴らした状態です。
特性としては、f0=80Hz, Q0=0.55 といったところで、
使いやすそうなウーハーの特性となっていますね。
次回は、このユニットに合わせたスピーカー設計を紹介します。