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サラウンドスピーカー製作 [測定編]

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<S-035>
ラストは測定と反省です。



<測定>
インピーダンス測定です。



ユニット単体での特性(実測)は、以下のとおり。
f0=140Hz
Qm=10.1
Qe=1.05
Q0=0.95

ユニットとしては、かなりQ0が大きいものですが、
DLS-108Xを使っている経験上、妥当なものだと感じています。

これを、ダブルバスレフ箱に入れると、インピーダンス波形は大きく変わります。(青線)

125Hzの谷間が、第一(内部)ダクトの共振ピークでしょう。
第二ダクトの共振ピークが分かりにくいですが、80Hz付近にあるようにも見えます。

この箱の場合、f0=70Hz, Q0=0.3程度のウーハーであれば好ましい結果(理想的なダブルバスレフとして、ピークが三つある波形)となったと思われます。


次に、周波数特性です。軸上50cmの結果。



この状態では、ツイーターのレベルが非常に高く、ハイ上がりです。
サラウンドSPなので、軸上では聴かないことを想定しての特性です。

こちらが、軸上30°(同じく50cm)の結果です。



まあ、多少バランスは良くなりましたが、
あまり褒められるf特ではないですねw


そんなこんな、微妙な終わり方ですが、
聴感、仕上げともに満足のいくSPになったので、我が家のサラウンドとして現在活躍中です!

−スピーカー<S-035> 製作記 完−

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