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サラウンドスピーカー製作 [試聴・調整編]

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<S-035>
いよいよ、完成したスピーカーの音だしです。



このユニット「ALPINE DLS-108X」は、
同軸型2wayであり、音場表現が優秀なのです。

今回作製した箱は幅広なバッフルではありますが、
優秀なユニットのお陰で、奥行や包囲感などを上手く出すことができました。


得意なジャンルはJAZZ。
ホーンツイーターならではの粒立ち感に優れた質感表現が魅力的です。

ダブルバスレフ(DB)型の欠点として、遅れる低音を指摘することもありますが、
この箱は、それほど欠点を感じません。
むしろ、普通のバスレフ箱より癖が無いように感じます。

長岡式DBとは異なる設計となっているのが幸いしたのか、
弾力のある好ましい低音となってくれました。


一方で、クラッシックやPOPSを聴くと、低音不足だと感じます。
そこで次の対策をしてみました。



これは、「積層リアマウント」と命名している方式で、
小音量(6畳間で鳴らすぐらいの音)において、低音域の表現力を向上させることが可能です。

施工としては、まず木材ブロックを用意します。
これが、バッフルの反対側からユニットを支えるための柱となります。



これをユニット穴から挿入し、反対側の板と固定します。
固定は両面テープで十分です。



そして、5円玉と1円玉を両面テープで積層して、
ちょうどユニットのお尻(磁石の部分)を支えられるようにします。



ポイントとしては、最上部の一枚だけ5円玉とすることです。
これで、1円玉(アルミ)と5円玉(真鍮)の固有音が相殺され、音のバランスが良くなります。


「積層リアマウント」を施工して試聴すると、
先程では感じられなかった重低音が出てくるのが分かります。

また、ホーンポーンという中低域の付帯音も減少傾向で、
この効果をしっかりと確認することができました。


今回は実験として、支持部に使う5円玉を2枚に増やしてみました。
支持面積増大の効果をテストします。



この状態で、音を確認してみると、
先程では埋れた音が、鮮明に出てくる感じになりました。

減衰型のインシュレーターのような静寂感があるのは、
磁気回路部分の制振が上手くいっている結果だと思います。


このスピーカーを、オーディオサークル「ミューズの方舟」の皆さんにも聴いていただいたところ、割と好印象を持っていただけたようです。
まずは一安心ですね。





測定編は次回!

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