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16cm口径フルレンジ(FE166En、FE168EΣ、FE168ESなど)作例まとめ

先日、FOSTEXから16cmフルレンジ「FE163En-S」が発売されました。
よい機会なので、これに適合しそうなエンクロージュアをまとめてみました。

まずは、11/19と12/10にコイズミ無線で開催される試聴会で発表される3作品。
http://www.koizumi-musen.com/111113ivent1119.htm
http://www.koizumi-musen.com/111113ivent1210.htm
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左が浅生先生の作品「ASB163EnS」
いつもながらの、シンプルな作りのバックロードホーン箱です。
長年の経験から生み出された、作りやすく音の良い構造なのでしょう。
設計図は、ステレオ誌 2011年12月号に掲載されるとのこと。

そして、中央が炭山先生の「ヒクイドリ」
こちらは、スワン型。
前面にホーン開口部を持ってきていて、なかなか迫力のあるフォルムです。
ホーン全長は短めで、レスポンス重視の設計かな?と想像しています。
オーディオベーシック誌61号に掲載されるのが楽しみですね。

右は、FOSTEXの技術者が設計・製作した箱。
FE168EΣやFE203En-Sでの作例と同様の形状に見えますね。
ユニット部とホーン開口部が近く、狭い部屋でも使いやすそうです。



こちらは、ちょっと珍しい共鳴管方式。
http://setuna.me/index.php?FE168ES
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toda,sasameさん設計・製作で、コンパクトな共鳴管箱となっています。
共鳴管で有名な長岡氏「ネッシー型」は、全高2mを超えるものですが、
これなら一般家庭にも置きやすいですね。


多数の自作スピーカーを作っている
ひょせんさん の新作「BH-1617ES」
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/yh1305/spg10-10.html
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基本は、スワン型の流れですが、ホーンは上向きに開いています。
薄めの板厚(15mm厚)で、不要共振の素早い減衰を狙う、長岡氏と異なる設計方針に注目できます。
(写真は10cm ver.の「BH-1025S」です)


こちらは、バスレフ型です。
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micchi-さん(左)、「ステレオの産業史」管理人様(右)
http://members3.jcom.home.ne.jp/cine/05-fostex.html
お二方とも見事な仕上げで、野暮ったくなりがちな大型バスレフ箱を
洗練された雰囲気に仕上げていますね。
バックロードとは違った、ゆったりとした鳴りが楽しめそうです。


最後は、鉛男さん作製の「青天井166E」
http://www.magoroku.com/namario/speaker/bc166e/index.html
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「安い」「メーカー製に無い構成と音」「製作も簡単」という狙いから、
ショートホーンを一回折り返しただけのシンプルな形状です。



ネット上を調べていると、やはり長岡鉄男氏の作例
「D-37」「スーパーレア」「ネッシーMini」「モアイ」
が定番のようでした。
強力磁気回路+軽量振動板のFOSTEXユニットを生かす、という点から考えると、自然な選択かもしれません。

しかし、新たな視点を持ったオリジナル設計も多数あるんだなぁ〜と、
関心させられたカノン5Dです。

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