新作「SOLA Mk2」では、楽器を模した設計になっていることも特徴の一つになります。
上の画像は、書籍「The Science of String Instruments」に記載されている、バイオリンの板の振動パターンです。注目すべきは、A0やC2の振動モードで少しだけ左右非対称の振動になっていることです。
これは、魂柱やバスバーといったバイオリン内部の備品が左右非対称に配されているために起こる現象で、バイオリンが幅広い帯域で美しい響きをもつことに関係があると考えています。
響かせることは、共鳴と表裏一体なのですが、共鳴がある一カ所で強く出ることは「音の癖」につながってしまいます。この共鳴を上手く分散させることができるのが、左右非対称であるといえます。
SOLA Mk2の内部を見ると、本体中央(青線)の少し右側(赤線)に補強パーツが位置していることが分かると思います。距離にして7mmほどのズレですが、共鳴を抑えることなく響かせるための工夫になっています。
音にとっても、より軽やかな響きを得ることができ、スピーカーから音がフッと離れて鳴り始めるという感覚です。普通のスピーカーとは少し違う、楽器ライクな鳴りの良さを感じて頂けるものだと思っています。
ひのきスピーカー「SOLA Mk2」の詳細はこちら。
上の画像は、書籍「The Science of String Instruments」に記載されている、バイオリンの板の振動パターンです。注目すべきは、A0やC2の振動モードで少しだけ左右非対称の振動になっていることです。
これは、魂柱やバスバーといったバイオリン内部の備品が左右非対称に配されているために起こる現象で、バイオリンが幅広い帯域で美しい響きをもつことに関係があると考えています。
響かせることは、共鳴と表裏一体なのですが、共鳴がある一カ所で強く出ることは「音の癖」につながってしまいます。この共鳴を上手く分散させることができるのが、左右非対称であるといえます。
SOLA Mk2の内部を見ると、本体中央(青線)の少し右側(赤線)に補強パーツが位置していることが分かると思います。距離にして7mmほどのズレですが、共鳴を抑えることなく響かせるための工夫になっています。
音にとっても、より軽やかな響きを得ることができ、スピーカーから音がフッと離れて鳴り始めるという感覚です。普通のスピーカーとは少し違う、楽器ライクな鳴りの良さを感じて頂けるものだと思っています。
ひのきスピーカー「SOLA Mk2」の詳細はこちら。