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[S-048] 高校野球 と 宇宙戦艦ヤマト と スピーカー

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夏の高校野球も終わった今日ですが、
高校野球を見るとたまに思うのが、「暑くないのかなぁ・・・」ということです。

そりゃ、連日30℃を超える日のグラウンドの上となれば、
相当な熱波に見舞われること間違いないでしょう。

しかし選手達は、そんな暑さを超える、遥に辛い練習を乗り越えてきて、
今日この日を迎えているのだと思います。

幼少の頃から、練習を重ね、
ようやくたどり着いた甲子園は、まさに晴れの舞台だと言えるでしょう。



さて、話は変わり、戦艦ヤマトである。(またしても唐突なw)

地球の存亡をかけて、人類未踏の最果ての地「イスカンダル」を目指す話である。
それを支えるのは、一つのメッセージのみ。(2199ではホログラムっぽいやつだったかな?)

目的とするものがそこにあるか確証がないだけでなく、
そもそも帰ってこれるか、いや、行けるかすら分からない。

しかし、あの有名な「宇宙戦艦ヤマト」の歌にあるように、
『誰かがこれを やらねばならぬ』という意思のもと、大宇宙に飛び立つのです。



そして、本題のスピーカーの話です。

自作スピーカーの世界で有名な「共鳴管」や「バックロードホーン」は、
いまでは多数のアマチュア製作者の手によって製作されています。


しかし、残念ながら製作方法についてはノウハウの塊となってしまっている感じが否めません。

多数の音響管型スピーカーを発表した長岡先生も、肝心なところは曖昧(「なんとかなる!」「複合的な動作になる」的な感じ)ですし、
測定を駆使してスピーカーを発表している小澤先生も、自身の「開口部塞ぎQWT」の周辺のみの考察に留まっていると思います。


音響管型のスピーカーをより進化、発展させるためには、
明確な設計法の確立、それを裏付ける実験が必要なのでうす。


そう、正に「誰かがこれを やらねばならぬ」なのです。

しかし正直に言って、音響解析のためにスピーカー試作を重ねるのは「楽しくありません」(笑)

だって、測定して、結果を吟味して、壊す。
モノラルなので、せっかく作っても、「音楽」すらマトモに聴けないのです orz
このどこが楽しいだろうか。もはやドMの境地ですよ(笑)

しかし、「誰かがこれを やらねばならぬ」なのです。
野球でいえば、素振り1000回、球拾い、筋トレ…なのです。


「期待の人が 俺(達)ならば」かどうかは分かりませんが、
カノン5Dの新作「S-048 実験機」は、そうした考えの元に生まれた、非常に地味な渾身の一作なのです。


写真が無いのも寂しいので、S-048の雄姿をペタリ。


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