連日のOFF会日記です。
昨日は、mixi関連の友人、ラッツさんのお宅へ、くされももんがさん と共に、お邪魔してのOFF会でした。
以前カノン宅へお招きしたとき、
コンデンサ交換のお話を興味深く聞いていたので、その本拠地の音が気になっていたカノン5Dです。
--------------------------------
ご自宅に到着すると、綺麗に整ったシステムが出迎えてくれました。
あれ?自作派なのに禍々しくない(笑)
スピーカーは、JBLの4312B。
ウーハーがフルレンジで接続されているのが特徴のモデルですね。
駆動系はこちら。
SONYのCDP-XA50ESと、エレキットの球アンプ。
(こういっては失礼ですが)いたって庶民派な組み合わせです。
しかし、出てきた音は驚愕の一言。
驚異的に純度が高く、微細な情報まで描けているのは明らかでした。
機器慣れた楽曲を聴いても、音楽の描写はもちろんのこと、
演奏ノイズや、背景ノイズの一粒一粒が明確なのです。
何気なく置かれたスピーカーからは、緩みのない低音が適度なバランスで放たれます。
10畳のお部屋ですが、妙な低域カブリは感じさせず、実にスマートで好ましい低音です。
いったいこれは何なのか。
部屋も機材もケーブルも、特別なものは見当たりません。
そして話は(やはり)機材内部の「パーツ交換」に至ります。
たとえば、こちら。
SONYのCDPの中身ですが、随所にオリジナルパーツが入っているとのこと。
①小容量フィルムコンデンサの、並列接続
②カップリングコンデンサの交換
③SiCショットキーバリアダイオード
コンデンサに関しては、十数年のノウハウがあるとのことでしたが、
今回は採用パーツまで、ブログ公開してよいとのお言葉を頂きました。感謝感謝です。
もちろん、闇雲にパーツを変えれば良いということではなく、
ラッツさんの確かな耳と試行錯誤する情熱が、この音質を実現している一番のファクターなのでしょう。
ちなみに、コンデンサは秋葉原の「海神無線」でされているとのこと。
どれも安価なパーツなので、勇気と技術(←これが課題!)をもってトライしてみようと思いました。
他にも、ACインレットからの引き込み線や、スピーカークロスネットワーク、真空管アンプのボリュームなども改造がなされているとのこと。
ここまで話を聞くと、あの鮮度最高なサウンドも納得がいくものです。
さて、続いてはAV系です。
元々オーディオのお話しか聞いていなかったのですが、ラッツさんは映画もたくさん見ていらっしゃるようでした。
AV系で活躍するのが、フロントハイスピーカー(アトモスではないそうです)。
部屋を横断する無垢の木材には、このスピーカーと共に100型スクリーンも固定されています。
この木材、数年前にご自身で設置されたとのことで、
石膏ボードの裏面に発泡硬化剤(「高島 どこでも下地 スピードミニ10」など)を流し込み、強化した壁面にねじ止めされているとか。
大型のスクリーンも含め、かなりの重量になると思いますが、十分な強度を保てているようでした。
そして、キッチリ水平に設置する技術が素晴らしいです! たぶん私だったら、必ず傾きますね(笑)
そして、センタースピーカーを見ると・・・FOSTEXの「FE107E(?)」が収まっているではないですか。しかも外見を良く見るとSONYの市販品です。なんというフィット感!
そんなシアターシステムからも、やはり粒立ちの良さが一聴して分かります。さらに、Fostexユニットで統一されたスピーカーからはシームレスな音場が広がります。
AVアンプやBDプレーヤー(共にDENON)も、キッチリと内部部品は交換されており、それが功を奏しているのでしょう。
音量としては小音量になると思いますが(アクションシーンでも雑談ができるぐらい)、その解像度の高さもあり全く物足りなさを感じることはありませんでした。
同席していた mixiの ももんがさんと共に、ラッツさんの改造技術について色々お話を伺ったり、
映画のワンシーンを比較試聴したり、ご自身のギター演奏(超上手い!)を聴かせて頂いたり・・・そんなこんなで、あっという間に日没です(><)
ラッツさん、ももんがさん、楽しい時間をありがとうございました!
昨日は、mixi関連の友人、ラッツさんのお宅へ、くされももんがさん と共に、お邪魔してのOFF会でした。
以前カノン宅へお招きしたとき、
コンデンサ交換のお話を興味深く聞いていたので、その本拠地の音が気になっていたカノン5Dです。
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ご自宅に到着すると、綺麗に整ったシステムが出迎えてくれました。
あれ?自作派なのに禍々しくない(笑)
スピーカーは、JBLの4312B。
ウーハーがフルレンジで接続されているのが特徴のモデルですね。
駆動系はこちら。
SONYのCDP-XA50ESと、エレキットの球アンプ。
(こういっては失礼ですが)いたって庶民派な組み合わせです。
しかし、出てきた音は驚愕の一言。
驚異的に純度が高く、微細な情報まで描けているのは明らかでした。
機器慣れた楽曲を聴いても、音楽の描写はもちろんのこと、
演奏ノイズや、背景ノイズの一粒一粒が明確なのです。
何気なく置かれたスピーカーからは、緩みのない低音が適度なバランスで放たれます。
10畳のお部屋ですが、妙な低域カブリは感じさせず、実にスマートで好ましい低音です。
いったいこれは何なのか。
部屋も機材もケーブルも、特別なものは見当たりません。
そして話は(やはり)機材内部の「パーツ交換」に至ります。
たとえば、こちら。
SONYのCDPの中身ですが、随所にオリジナルパーツが入っているとのこと。
①小容量フィルムコンデンサの、並列接続
②カップリングコンデンサの交換
③SiCショットキーバリアダイオード
コンデンサに関しては、十数年のノウハウがあるとのことでしたが、
今回は採用パーツまで、ブログ公開してよいとのお言葉を頂きました。感謝感謝です。
もちろん、闇雲にパーツを変えれば良いということではなく、
ラッツさんの確かな耳と試行錯誤する情熱が、この音質を実現している一番のファクターなのでしょう。
ちなみに、コンデンサは秋葉原の「海神無線」でされているとのこと。
どれも安価なパーツなので、勇気と技術(←これが課題!)をもってトライしてみようと思いました。
他にも、ACインレットからの引き込み線や、スピーカークロスネットワーク、真空管アンプのボリュームなども改造がなされているとのこと。
ここまで話を聞くと、あの鮮度最高なサウンドも納得がいくものです。
さて、続いてはAV系です。
元々オーディオのお話しか聞いていなかったのですが、ラッツさんは映画もたくさん見ていらっしゃるようでした。
AV系で活躍するのが、フロントハイスピーカー(アトモスではないそうです)。
部屋を横断する無垢の木材には、このスピーカーと共に100型スクリーンも固定されています。
この木材、数年前にご自身で設置されたとのことで、
石膏ボードの裏面に発泡硬化剤(「高島 どこでも下地 スピードミニ10」など)を流し込み、強化した壁面にねじ止めされているとか。
大型のスクリーンも含め、かなりの重量になると思いますが、十分な強度を保てているようでした。
そして、キッチリ水平に設置する技術が素晴らしいです! たぶん私だったら、必ず傾きますね(笑)
そして、センタースピーカーを見ると・・・FOSTEXの「FE107E(?)」が収まっているではないですか。しかも外見を良く見るとSONYの市販品です。なんというフィット感!
そんなシアターシステムからも、やはり粒立ちの良さが一聴して分かります。さらに、Fostexユニットで統一されたスピーカーからはシームレスな音場が広がります。
AVアンプやBDプレーヤー(共にDENON)も、キッチリと内部部品は交換されており、それが功を奏しているのでしょう。
音量としては小音量になると思いますが(アクションシーンでも雑談ができるぐらい)、その解像度の高さもあり全く物足りなさを感じることはありませんでした。
同席していた mixiの ももんがさんと共に、ラッツさんの改造技術について色々お話を伺ったり、
映画のワンシーンを比較試聴したり、ご自身のギター演奏(超上手い!)を聴かせて頂いたり・・・そんなこんなで、あっという間に日没です(><)
ラッツさん、ももんがさん、楽しい時間をありがとうございました!