先日、台湾で現地のオーディオ誌を入手したので、
その紹介をしようと思います♪
(※)以下の中国語は、一部日本語の漢字に置き換わっています。
今回入手したのは、以下の三つ。
①「AudioArt 音響論壇」(発行:音響論壇雑誌社)
②「音響技術Hi-Fi&HiVi MONTHLY 『高傅眞視聴』」(発行:高傅眞文化事業有限公司)
③「PRIME AV 新試聴 2015耳機年鑑 『瘋耳機』」(発行:PRIME AV 新視聴雑誌社)
「誠品書店」という台湾の大型書店では、上記書籍のほか、
海外から直輸入したと思われる、英語のオーディオ誌もおいてありました。
では、早速中身を見てみましょう!
①「AudioArt 音響論壇」
日本の「StereoSoud」に相当するハイエンドオーディオ誌です。
序盤の50ページぐらいまでが広告ページというのも同じです(笑)
ただ、紙面の雰囲気はちょっと違う感じでして、
写真が多く、スッキリとしたものです。
強いて言えば「オーディオ アクセサリー」に近い雰囲気でしょうか。
トピックスの「2015 CES」のレポートのほか、
「PMC」のスピーカー特集は、かなり充実したものでした。
後半は、新製品レビュー記事が並んでいます。
写真はパイオニアの「Pioneer BDP-LX88」の記事で、
紙面構成は、日本の雑誌とほぼ同じような感じですね。
面白いのが、右上の音質評価です。
「音響五行個性図」として、以下の5項目で音質傾向の吟味をしています。
・金:外故活溌爽朗
・木:温暖内斂親
・水:柔美中性温潤
・火:快速熱情衝撃
・土:熱賓豊満静重
中国文化圏らしい、面白い評価項目だと思います!
さて、次の雑誌を見てみましょう。
②「高傅眞視聴」
こちらは、日本の「無線と実験」に近いイメージですが、
扱っている内容は、メーカー製の新製品が中心です。(自作系の記事は無し)
こちらは、台湾のハイエンドオーディオショウについての特集が組まれていました。
今年になって「入場料無料」になった事に対し、ライターの熱い文章が並んでいます。
日本のオーディオショウと比較したり、オーディオ界が「破釜沈舟」であると論じたり(?)、
なかなか読み応えのある文章だと感じました。
(カノン5Dは、中国語がほとんど読めませんw)
紙面後半は、こちらも新製品レビューです。
技術系の雑誌だけあって、測定データもバッチリ載っています。
こちらは、マランツのCD5005 / PM5005という入門機ですが、
こうした安価な製品に対してもしっかりとしたレビューをしています。
ケースを開けるなど、かなり丸裸にされています。
技術的なことに興味がある人は、日本の雑誌より面白いのではないでしょうか?
そんな雑誌の最後を飾るのは、
日本の「G.I.P Laboratory」!
「G.I.P Laboratory」は、山形県のメーカーで、
WEの復刻版などの製造を行っています。
海外で活躍する姿は、実に頼もしいですね!
最後は、こちら。
③「2015耳機年鑑 『瘋耳機』」
「耳機」というのは、ヘッドフォン&イヤホンの総称で、
「2015耳機年鑑」という、名前の通りの内容です。
中身も、日本のヘッドフォンレビューとほぼ同じでした。
紙面の序盤では、この数年で急速にヘッドフォン人気が高まっていることなどが書かれており、
ヘッドフォンやイヤホンが、日本同様に盛り上がっていることを感じさせます。
今回紹介した3誌は、電子書籍、web版もあるようです。
興味のある方は、どうぞ。(果たして日本から買えるかは知りませんw)
「AudioArt 音響論壇」「2015耳機年鑑 『瘋耳機』」
→ 「Pubu 電子書城」http://www.pubu.com.tw/
「高傅眞視聴」
→ ブログ「高傳真視聽 (音響技術)」http://blog.yam.com/hifihivi
フェイスブック「高傳真視聽雜誌社」https://zh-tw.facebook.com/HIFIHIVI.Monthly
電子書籍 「book11」「Mag V」「神坊」など?(紙面にそう書いてあった)
その紹介をしようと思います♪
(※)以下の中国語は、一部日本語の漢字に置き換わっています。
今回入手したのは、以下の三つ。
①「AudioArt 音響論壇」(発行:音響論壇雑誌社)
②「音響技術Hi-Fi&HiVi MONTHLY 『高傅眞視聴』」(発行:高傅眞文化事業有限公司)
③「PRIME AV 新試聴 2015耳機年鑑 『瘋耳機』」(発行:PRIME AV 新視聴雑誌社)
「誠品書店」という台湾の大型書店では、上記書籍のほか、
海外から直輸入したと思われる、英語のオーディオ誌もおいてありました。
では、早速中身を見てみましょう!
①「AudioArt 音響論壇」
日本の「StereoSoud」に相当するハイエンドオーディオ誌です。
序盤の50ページぐらいまでが広告ページというのも同じです(笑)
ただ、紙面の雰囲気はちょっと違う感じでして、
写真が多く、スッキリとしたものです。
強いて言えば「オーディオ アクセサリー」に近い雰囲気でしょうか。
トピックスの「2015 CES」のレポートのほか、
「PMC」のスピーカー特集は、かなり充実したものでした。
後半は、新製品レビュー記事が並んでいます。
写真はパイオニアの「Pioneer BDP-LX88」の記事で、
紙面構成は、日本の雑誌とほぼ同じような感じですね。
面白いのが、右上の音質評価です。
「音響五行個性図」として、以下の5項目で音質傾向の吟味をしています。
・金:外故活溌爽朗
・木:温暖内斂親
・水:柔美中性温潤
・火:快速熱情衝撃
・土:熱賓豊満静重
中国文化圏らしい、面白い評価項目だと思います!
さて、次の雑誌を見てみましょう。
②「高傅眞視聴」
こちらは、日本の「無線と実験」に近いイメージですが、
扱っている内容は、メーカー製の新製品が中心です。(自作系の記事は無し)
こちらは、台湾のハイエンドオーディオショウについての特集が組まれていました。
今年になって「入場料無料」になった事に対し、ライターの熱い文章が並んでいます。
日本のオーディオショウと比較したり、オーディオ界が「破釜沈舟」であると論じたり(?)、
なかなか読み応えのある文章だと感じました。
(カノン5Dは、中国語がほとんど読めませんw)
紙面後半は、こちらも新製品レビューです。
技術系の雑誌だけあって、測定データもバッチリ載っています。
こちらは、マランツのCD5005 / PM5005という入門機ですが、
こうした安価な製品に対してもしっかりとしたレビューをしています。
ケースを開けるなど、かなり丸裸にされています。
技術的なことに興味がある人は、日本の雑誌より面白いのではないでしょうか?
そんな雑誌の最後を飾るのは、
日本の「G.I.P Laboratory」!
「G.I.P Laboratory」は、山形県のメーカーで、
WEの復刻版などの製造を行っています。
海外で活躍する姿は、実に頼もしいですね!
最後は、こちら。
③「2015耳機年鑑 『瘋耳機』」
「耳機」というのは、ヘッドフォン&イヤホンの総称で、
「2015耳機年鑑」という、名前の通りの内容です。
中身も、日本のヘッドフォンレビューとほぼ同じでした。
紙面の序盤では、この数年で急速にヘッドフォン人気が高まっていることなどが書かれており、
ヘッドフォンやイヤホンが、日本同様に盛り上がっていることを感じさせます。
今回紹介した3誌は、電子書籍、web版もあるようです。
興味のある方は、どうぞ。(果たして日本から買えるかは知りませんw)
「AudioArt 音響論壇」「2015耳機年鑑 『瘋耳機』」
→ 「Pubu 電子書城」http://www.pubu.com.tw/
「高傅眞視聴」
→ ブログ「高傳真視聽 (音響技術)」http://blog.yam.com/hifihivi
フェイスブック「高傳真視聽雜誌社」https://zh-tw.facebook.com/HIFIHIVI.Monthly
電子書籍 「book11」「Mag V」「神坊」など?(紙面にそう書いてあった)