転居してから、1年が経とうとしています。
今までオーディオルームの音響には今一納得がいきませんでした。
以前日記で紹介したような「自作シルヴァン」も使用中ですが、
焼石に水という感じなのです。
モヤモヤした響きが強く、
100Hzのピークが強い割には、
低音も沈み込みが感じられません。
こんな中でスピーカーを作っていると、
低音チューニングで一苦労なのです。
そこで、一発逆転を狙った吸音ボードの作製を行いました。
質より、面積。
壁一面を覆うサイズのもので、
部屋の特性を一気に覆す影響力のあるものを、という狙いです。
まずは、材料探し。
安くて大きいものが欲しいので、オーディオ用でなく、汎用品から探します。
んで、ニトリでマットレス(三つ折り)を買ってきました。
1枚2千円×2枚。シングルサイズで、厚みは5cmです。
46型TVが隠れるほどのサイズです!
中身は、普通の発泡ウレタンなので、素材としても使いやすそうです。
まずは、これを立て掛けて簡易チェックをしてみます。
吸音効果が強く、モヤモヤした部屋の悪い響きをしっかり吸ってくれることが確認できました。
特に、低音質感が向上したのは驚きです。
(もちろん、吸音の副作用もありますが、効果確認としては十分です。)
このままでは自立しないので、
最終的には、こんな構造にしようと思います。
吸音材のほか、板を使って吸音効果を調整する構造です。
石井式ルームっぽいイメージでしょうか。
では、製作開始です。
まずは、外枠を作ります。材料は「2×4材」です。
最終イメージ(裏面)は、こんな感じ。外枠にコンパネ板(12mm厚)を乗せたところです。
作製は、半分づつ行います。
構造はいたってシンプルで、
かなり大型であることを除けば、製作は容易でした。
表面(左)と裏面(右)はこんな感じ。
同じものを3枚作成して完成です!
計6面(マットレス3つ折り×2枚)で、ほぼ壁一面が覆われています。
写真にある現状では、マットレスの大半が露出した、
吸音MAXの設定ですが、
まずまずの音響状態となりました。
いわゆるデッドなリスニングルームと呼べる状態になり、
余分な付帯音は大幅に低減しました。
さらに、低音の深みも表現できるようになり、
80Hz前後までかな?と思っていたスピーカーも、しっかりと50Hz以下の再生能力があることが確認できたりと、大きな成果が確認できました。
これらの違いは、ぜひ実際の音で確認して欲しいと思います。
そこで、比較試聴動画を用意しました!!
The comparison of "normal room" and "DIY Acoustic Panels"
録音はSONYのPCM-D50。
音量と録音レベルをそろえているので、
純粋に吸音材有無の効果が聞けると思います。
現状では、吸音MAXの状態なので、
今後、吸音効果を調整して、「音の輝き」みたいな部分も引き出せればと思っています。
今までオーディオルームの音響には今一納得がいきませんでした。
以前日記で紹介したような「自作シルヴァン」も使用中ですが、
焼石に水という感じなのです。
モヤモヤした響きが強く、
100Hzのピークが強い割には、
低音も沈み込みが感じられません。
こんな中でスピーカーを作っていると、
低音チューニングで一苦労なのです。
そこで、一発逆転を狙った吸音ボードの作製を行いました。
質より、面積。
壁一面を覆うサイズのもので、
部屋の特性を一気に覆す影響力のあるものを、という狙いです。
まずは、材料探し。
安くて大きいものが欲しいので、オーディオ用でなく、汎用品から探します。
んで、ニトリでマットレス(三つ折り)を買ってきました。
1枚2千円×2枚。シングルサイズで、厚みは5cmです。
46型TVが隠れるほどのサイズです!
中身は、普通の発泡ウレタンなので、素材としても使いやすそうです。
まずは、これを立て掛けて簡易チェックをしてみます。
吸音効果が強く、モヤモヤした部屋の悪い響きをしっかり吸ってくれることが確認できました。
特に、低音質感が向上したのは驚きです。
(もちろん、吸音の副作用もありますが、効果確認としては十分です。)
このままでは自立しないので、
最終的には、こんな構造にしようと思います。
吸音材のほか、板を使って吸音効果を調整する構造です。
石井式ルームっぽいイメージでしょうか。
では、製作開始です。
まずは、外枠を作ります。材料は「2×4材」です。
最終イメージ(裏面)は、こんな感じ。外枠にコンパネ板(12mm厚)を乗せたところです。
作製は、半分づつ行います。
構造はいたってシンプルで、
かなり大型であることを除けば、製作は容易でした。
表面(左)と裏面(右)はこんな感じ。
同じものを3枚作成して完成です!
計6面(マットレス3つ折り×2枚)で、ほぼ壁一面が覆われています。
写真にある現状では、マットレスの大半が露出した、
吸音MAXの設定ですが、
まずまずの音響状態となりました。
いわゆるデッドなリスニングルームと呼べる状態になり、
余分な付帯音は大幅に低減しました。
さらに、低音の深みも表現できるようになり、
80Hz前後までかな?と思っていたスピーカーも、しっかりと50Hz以下の再生能力があることが確認できたりと、大きな成果が確認できました。
これらの違いは、ぜひ実際の音で確認して欲しいと思います。
そこで、比較試聴動画を用意しました!!
The comparison of "normal room" and "DIY Acoustic Panels"
録音はSONYのPCM-D50。
音量と録音レベルをそろえているので、
純粋に吸音材有無の効果が聞けると思います。
現状では、吸音MAXの状態なので、
今後、吸音効果を調整して、「音の輝き」みたいな部分も引き出せればと思っています。