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Channel: オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)
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オーディオラック作製 その1 (設計編)

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オーディオラックの変更。
それは、重労働を伴うハイリスクハイリターンの世界。

そんな冗談はともかく、
私がオーディオラックに関して悩み始めていたのは2009年。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/136/20090926/14127/


(写真は2012年末)

今から4年前・・・世界では、初の3Dテレビが発売された頃でしょうか。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090928-3/jn090928-3.html

そんな頃からラックについて
「強度が足りない」「素材が悪い」「構造が…」
などと不満を漏らしつつも、

なかなか腰が上がらなかったカノン5Dなのです・・・



が、

いよいよラックの改築開始です!!


参考にしたのは、2012年にサブシステムのために作製したラック。
http://community.phileweb.com/mypage/entry/136/20120202/28479/



とにかく、重く・固く・安くがテーマで、
材木費3000円で、重量27kgのラックが完成したのです。

しかし、音はちょっと残念(汗)
重く作ったお陰で、ヌケの悪さはこの上なし。
さらに安価な材料の響きがバンバン乗っている状態…


ラックの強度は、音に好結果をもたらすのですが、
どうやら、闇雲に重量を付加するのは良くないようです。

「アンダンテラルゴ」のラックは、その概念を製品にしたもので、
極めて強固でありながら、「軽い」ということをアピールしています。





そこで、今回は「軽く」「強固な」ラックを目指します。

この概念を実現する為に
構造としては、「柱」が最適だと判断しました。

同じ重量であれば、
薄い板より、柱の方が強度がある・・・はず。(ヤング率とか何とか?)

そんなイメージを具体化したのが、この形。




<クリックで拡大>

素材として安価な無垢材である「2×4材」を使用。
全体を支える4本の支柱は75×86mmとして、十分な剛性を確保。


<クリックで拡大>

棚板は、機材を四点支持するのに最小限の面積とし、
外観デザインも、最小限のサイズに見えるように工夫しました。


今回、材料に「2×4材」という安価な木材を使用しましたが、
これは安いながら「無垢材」という大きな強みをもっているためです。

以前、多くの木材を試聴したとき、、
大半の合板は、無垢材より劣る・・・という経験があり、
今回の選択に至りました。

そのお陰で、材料費は3000円!(3段分)


そんなこんなで、設計を終了。
次回は組立編です。

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