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ミューズの方舟 自作スピーカーコンテスト 2012 〜その2〜

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まず一番手は、関西からいらっしゃった河野さん。
広島のオーディオサークル「オメガの会」や、Stereo誌での活躍を知っている私にとって、今回の出品は非常に楽しみでした。

「K-72 Aigis?」



仕上げは流石の一言に尽きます。
スピーカーとしては珍しい青基調の配色ですが、奥ゆかしい大人の雰囲気を漂わせる深い色です。

スピーカーは横長のデザインで、
これは、ユニットから出てくる背面の音が「左右に」出てきているのでは?という推察に基づくものです。



この発想は、ソナスファベールの「ストラディバリ」シリーズで、「仮想2π平面(?)」として採用されていますが、
市販・自作 共に、少数派だと思います。
http://www.sonusfaber.com/en/collection/homage/

さらに、定数を変更可能なPST回路を搭載し、
好みのサウンドに合わせられる作りとなっています。




回路が複雑なのにも関わらず、洗練された外見となっているのに驚かされます。
ちなみに、印刷で作ったというネームプレートGOODですね!



気になるサウンドは、爽やかな感触のある中高音が印象的なもの。
箱の基礎設計が成功しているのか、箱内部での歪み感を感じさせない良さがありました。

シンプルなバスレフながら、心地よく弾む低音で、
「Stereo誌のコンテストで浅生先生が高評価していたのはこの事かな〜」と思いながら聴いていました。




さて、お次はバックロード型の作品。
小池さんは、自分が好きなロック再生を主眼において作られたとのこと。

「LL-V1」



中の構造は、一味変わった構成。
L字型の音道で、その効果が気になる所です。




ブックシェルフ型ともいえる本機ですが、
この構造のお陰で、音道は2.65mを確保。

さらに、極厚の側板を装備しており、
大音量でのロック再生に期待が高まります。

小池さんの拘りポイントとしては、釘での接着もあるとのことでした。
ハタガネなどと比べて、さらに頑強な圧着効果を狙います。

そんな釘跡がそのまま露出しているのも、ワイルドな自作感があってカノン5D的には好印象です。


事前試聴では、ロック以外にもオールマイティに鳴らせるとのことでしたが、
コンテストではロックをガンガン鳴らしていました。

やはり、BHらしい低音のキレが素晴らしいです。
瞬発力がありながら、量感豊かな低音はBHとしての基本設計が成功している為だと思います。

全域に渡ってやや荒さを覗かせるところもありましたが、
まあその辺は、この気持ちイイ音の前では大したこと無いことに感じられてしまいます。

音楽を気持ちよく聴く・・・そんなシンプルな目的に沿った作品なのだなぁ〜と感心させられたカノン5Dでした。


まだまだコンテストは始まったばかり。
次回へ続きます!

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