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宝塚歌劇団の公演を見てきました。

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先日、兵庫に行ってきたので、
宝塚歌劇団(以下、宝塚)の公演を見てきました。

(昨日書いたTANNOY博物館は、この帰り道に立ち寄ったのです)


「宝塚」は、名前だけ聞いたことある人は多いと思うのですが、
なかなか敷居が高いので、概要を簡単に紹介しようと思います。

(私自身、先日初めて公演を見たような初心者なので、もしかしたら間違いがあるかもしれません…)


宝塚は、良く知られているようにメンバー全員が女性です。
花組・月組・雪組・星組・宙組(そら)と、専科に分かれて構成されています。
花組〜宙組は、各80人程度で、専科は15人程でしょうか。けっこう大人数なんですよね。

公演は、本拠地「宝塚大劇場」と、東京「東京宝塚劇場」で行われています。他劇場での小編成での公演や、全国公演もありますが、やはりこの二大劇場がメインだといえるでしょう。
例えば、『雪組』が宝塚で公演をしている時は、別プログラムを『月組』が東京で演じる…といった具合です。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/

団員になるには、宝塚音楽学校で2年間勉強をして、
そして研究科を1年程度やった後に『組配属』を迎えて、花組〜宙組へ配属されます。
学校の入学年齢が15〜18才なので、メンバーになるのは18〜21才前後でしょうか。

雪組の場合だと、入団してから5年〜15年程度在籍しているようなので、
公演メンバーは18〜35才程度になるようです。
http://kageki.hankyu.co.jp/star/list/Snow.html

なお、宝塚は未婚の女性でなくてはならないので、上限年齢があるように見えるのもその為なのでしょう。ちなみに、「専科」はもっとベテラン揃いといった印象です。



さて、前置きが長くなりましたが、
行ってきた会場の様子を書こうと思います。

兵庫や大阪からアクセスしやすい、西宮北口駅から宝塚線に乗って終着駅まで行きます。
宝塚駅が近づいてくると、その車窓から大劇場を見ることができます!



駅に到着したら、あとは看板に従って歩けばOKです。



駅を出たら、左側に伸びる「花乃みち」を進むと、大劇場に到着です。



到着!



中は広々としていて、宝塚グッツや、飲食店がありました。
早めに来て、公演前に昼食をとるのも良いですね。



この劇場に来ている人は、女性がメインでした。
女友達同士で来ている人や、母娘で着ている人は多かったですね。
残る3割程度が夫婦で来ている感じで、男性一人というのは極少数でした。
http://nyanko001.blog.ocn.ne.jp/kabu/2010/01/post_5b01.html

宝塚グッツを売っているお店では、
過去の公演のCDやDVD、写真集などを販売していました。
特に、最新公演のブロマイド写真には、多くの人が殺到していましたw

他にも、プチミュージアム(←正式名称)があり、
過去の公演の衣装などを見ることができました。




公演時間が迫ってきたので、入り口前に並びます。



エントランスに入ると、
舞踏会ができそうな大空間が広がっています。



ピアノの自動演奏で、劇中音楽が奏でられているなど、
なかなかの雰囲気です!


公演は、大きく分けて二つになります。



前半は、いわゆる演劇で、
東京の「劇団四季」と似たような雰囲気です。
(そう言うと両者のファンから怒られそうですが…)

休憩を挟んだ後半は、娯楽要素を増したダンスステージになります。
イメージとしては、「紅白歌合戦」みたいな感じで、
メンバーを代表する人が歌い、その周りで沢山のメンバーがダンスをする…といった感じでした。

劇場は、下記リンクの写真にあるように非常に横幅が長く、
想像以上に豪華絢爛なステージでした。
http://kageki.hankyu.co.jp/theater/tbhallf_more.shtml

日本語の演劇って気恥ずかしい感じかな?という不安も吹き飛ぶ楽しさで、
終始ストーリーや、その演技に夢中になって見入ってしまいました。

音響は、引き締まった低域と、存在感溢れる中高域が絶妙なバランスで、
メンバーの歌、そしてオケの演奏の魅力を一層高めていると感じました。


公演終了後は、「出待ち」がありました。



お客さんも礼儀正しく、静かにメンバーを見送っている様子でした。
後で知ったのですが、歌劇団のモットーである「清く、正しく、美しく」がファンにも浸透しているようです。

次回、関西に立ち寄る時があれば、ぜひまた観に行きたいですね!

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