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バックロードホーンの試作(S-078, S-079, S-080)

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皆さんこんにちは。最近、バックロードホーンの試作をやっているカノン5Dです。

フルレンジのヌケのいいサウンドを生かした方式として知られるBHに、もう一工夫できるのではという思いがあり、試作検討をスタートしています。

S-078

まず紹介するのは、10cmフルレンジ「Fostex FE103NV」を搭載する作品です。
細身なスタイルで、奥行きは15cmしかありません。

外観に反して、リッチな中低音が魅力で、
アコースティックな楽器を楽しく聴かせてくれます。


S-079

こちらは、より大きな16cmフルレンジ「Fostex FE168SS-HP」を搭載する作品です。
スワン型のスタイルを踏襲しており、バッフル面積が最小になるよう工夫されています。

限定ユニットのFE168SS-HPの能力がいかんなく発揮され、
極めて生々しい描写力に驚かされます。

低音域も16cm口径ならではの余裕があり、
ズシンとくる深みのある低音がハイスピードに飛び出してくる、大型BHならではの良さがあります。


S-080

記念すべき80作品目は、10cmフルレンジ「FE103NV」を搭載するスワン型です。
比較的お手頃なユニットでありながら、バックロードホーンに入れると本領発揮してくれます。

空間に広がる様子など、スワン型ならではの片鱗を感じさせます。
S-078と比べてもぐっと音数が多くなった感じです。


もう少し実験してみたいことはあるので、製品化の予定は未定ですが、
スワン型ならではの良さを生かし、現代の住宅事情でも使いやすいバックロードホーンができないかと考えています。

また進捗があれば、こちらに書いていこうと思います。





ひのきスピーカー SOLA Mk2





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