今日は、秋葉原 2k540にあるショップ「オーディオみじんこ」での試聴レポートを書こうと思います。
今回の試聴記は、「オーディフィル PR-10」です!
......はい。セルフリポート、自画自賛ですw
通常は、ビンテージ家具の上に、小型の真空管アンプと組み合わせて設置されていますが、
希望があれば、メインシステムに組み込んでの試聴ができるので、今回のレビューもこのシステムでの音になります。(みんな指名してね♡)
しかし、セルフレビューというのは意外と難しいものでして、
「あなたの部屋の臭いはどんなものですか?」という位の難問なのです。
普段聴いている音を改めて評価する(改善のための評価でなく、レビューとしての評価)というのは、なかなか難しいものだという事を実感しました(汗)
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まず聴いてみたのは女性ボーカル。
アマンダマクブルームさんのアルバム「Portraits」から「Dreaming」。
桧スピーカーは、女性ボーカルが得意。桧ならではの響きが、ボーカルの柔らかさと優しさを引き立てます。
PR-10は、極めて小型なシステムということもあって、定位感は抜群。 一切のブレがないボーカルがピンポイントで浮かび上がるのは、快感すら覚えます。
POPSならではの広がり感も、小型システムの良さを感じます。
こういう音場・音像感がしっかりしているのは、小型フルレンジであることはもちろん、十分に抑制された付帯音、そして「45°カット」による音の回折制御などが相まっているからだと思います。
とはいっても、小型システムなのでドラムの低音などは厳しいものがありました。 どちらかというとボーカルを主体にまったり聴きたいときに選択したいスピーカーだと言えるでしょう。
ボーカルに関しては、サ行をことさら強調することなく、それでいながら張り出しのある音であるのは、製作者 カノン5D ならではのチューニングを感じさせます。(自分で言うのもアレですな)
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次は、Jazz。
ブライアンブロンバークのアルバム「Compared To That」から1曲目「Compared To That」。
流石にウッドベースはキツイかな?と思いきや、音階が明確で、倍音を上手く利用してウッドベースの存在感を出しています。
この辺は、この価格帯では異例なほど、ガチガチに強化した磁気回路が貢献していると言って良いでしょう。 音圧が出ない分を、スピード感でカバーすることもできるのです。(まあ、低音が出るに越したことはないのですが…)
しっかりと大地に根を張ったサウンドをガッツリ楽しむ、、、という方向性とは真逆な本機PR-10のサウンドですが、
ホーンセクションの明るさを楽しめるサウンドだと感じました。
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そして、ラストはアニソン。
「このはな奇譚」のオープニング曲「ココロニツボミ(eufonius)」。
ここでも、柔らかさ・優しさを全面に感じるサウンドです。 硬くなりやすいボーカルをしっかりと解きほぐして伝えてくれるのは、桧スピーカーの十八番です。
興味深かったのが、ストリングスの実に繊細に表現されることです。 逆に、エレキギターは控えめで、この辺は好みが分かれるところかもしれません。
個人的には、繊細な「このはな奇譚」の世界観にもマッチするようなサウンドにも感じますが、これが「花咲くいろは」だったらもう少しエネルギー感が欲しくなるかもしれません。
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さて、ざっくりとセルフレビューしてみましたが、いかがでしょうか。
今回は、下にfoQ.を敷いた状態だったので、これを10円玉など金属系インシュレーターに変えたらまた違った表情が見えてくるかな?と思います。
「オーディオみじんこ」にて、試聴が可能ですので、ぜひ聴いてみてくださいね♪
「オーディオみじんこ」公式ページ https://mijinko.jp/
ブログ訪問記 ショップ「オーディオみじんこ」 に行ってきました。
今回の試聴記は、「オーディフィル PR-10」です!
......はい。セルフリポート、自画自賛ですw
通常は、ビンテージ家具の上に、小型の真空管アンプと組み合わせて設置されていますが、
希望があれば、メインシステムに組み込んでの試聴ができるので、今回のレビューもこのシステムでの音になります。(みんな指名してね♡)
しかし、セルフレビューというのは意外と難しいものでして、
「あなたの部屋の臭いはどんなものですか?」という位の難問なのです。
普段聴いている音を改めて評価する(改善のための評価でなく、レビューとしての評価)というのは、なかなか難しいものだという事を実感しました(汗)
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まず聴いてみたのは女性ボーカル。
アマンダマクブルームさんのアルバム「Portraits」から「Dreaming」。
桧スピーカーは、女性ボーカルが得意。桧ならではの響きが、ボーカルの柔らかさと優しさを引き立てます。
PR-10は、極めて小型なシステムということもあって、定位感は抜群。 一切のブレがないボーカルがピンポイントで浮かび上がるのは、快感すら覚えます。
POPSならではの広がり感も、小型システムの良さを感じます。
こういう音場・音像感がしっかりしているのは、小型フルレンジであることはもちろん、十分に抑制された付帯音、そして「45°カット」による音の回折制御などが相まっているからだと思います。
とはいっても、小型システムなのでドラムの低音などは厳しいものがありました。 どちらかというとボーカルを主体にまったり聴きたいときに選択したいスピーカーだと言えるでしょう。
ボーカルに関しては、サ行をことさら強調することなく、それでいながら張り出しのある音であるのは、製作者 カノン5D ならではのチューニングを感じさせます。(自分で言うのもアレですな)
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次は、Jazz。
ブライアンブロンバークのアルバム「Compared To That」から1曲目「Compared To That」。
流石にウッドベースはキツイかな?と思いきや、音階が明確で、倍音を上手く利用してウッドベースの存在感を出しています。
この辺は、この価格帯では異例なほど、ガチガチに強化した磁気回路が貢献していると言って良いでしょう。 音圧が出ない分を、スピード感でカバーすることもできるのです。(まあ、低音が出るに越したことはないのですが…)
しっかりと大地に根を張ったサウンドをガッツリ楽しむ、、、という方向性とは真逆な本機PR-10のサウンドですが、
ホーンセクションの明るさを楽しめるサウンドだと感じました。
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そして、ラストはアニソン。
「このはな奇譚」のオープニング曲「ココロニツボミ(eufonius)」。
ここでも、柔らかさ・優しさを全面に感じるサウンドです。 硬くなりやすいボーカルをしっかりと解きほぐして伝えてくれるのは、桧スピーカーの十八番です。
興味深かったのが、ストリングスの実に繊細に表現されることです。 逆に、エレキギターは控えめで、この辺は好みが分かれるところかもしれません。
個人的には、繊細な「このはな奇譚」の世界観にもマッチするようなサウンドにも感じますが、これが「花咲くいろは」だったらもう少しエネルギー感が欲しくなるかもしれません。
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さて、ざっくりとセルフレビューしてみましたが、いかがでしょうか。
今回は、下にfoQ.を敷いた状態だったので、これを10円玉など金属系インシュレーターに変えたらまた違った表情が見えてくるかな?と思います。
「オーディオみじんこ」にて、試聴が可能ですので、ぜひ聴いてみてくださいね♪
「オーディオみじんこ」公式ページ https://mijinko.jp/
ブログ訪問記 ショップ「オーディオみじんこ」 に行ってきました。