さて、昨日の「オーディフィル PR-10試聴記」に引き続き、
今日は、ショップ「オーディオみじんこ」のオリジナルスピーカー「花蓮」の試聴レポートです♪
本店のコンセプトは、「オーディオ工房&ショップ」ということで、
オリジナル製品の開発も、しっかりとやっています。
その第一作が、コンパクトデスクトップスピーカーの「花蓮」です。
その一番の特徴が、多彩なグリル。
どれも和のテイストを感じるもので、お部屋のアクセントになりそうです。
グリルを外すと表情が一変し、
今度は、洋風のビンテージ感たっぷりの外観が出てきます。
新品なのに、この漂うビンテージ感の秘密は、
代表の荒川氏の手作業によるペインティングです。
(オーディオみじんこ ブログより)
製品というより、工芸品、
いや、美術品と言ったほうが正しいでしょうか!?
さて、そういった外観上の魅力がある「花蓮」ですが、
我々オーディオマニアにとっては、音質も気になるところです。
というわけで、メインシステムに組み込んでの試聴をしてきました♪
まは定番の女性ボーカル。
アマンダマクブルームさんのアルバム「Portraits」から「Dreaming」。
お?おお~~!?
これは、また他では聴いたことのないサウンドです!
改めて聴き込んでいくと、ボーカルの良さ、特に雰囲気の良さを大切にした音だと分かります。
他の楽器も、ほっこりとした温かさを感じさせるもので、丸みのある表情が心地よさを誘います。
総じていえば、これ見よがしに「良い音だろう!」と聴かせるサウンドではなく、空間に調和した響きだと言えるでしょう。 これは本機のコンセプトどおりの音なのかもしれません。
今回聴いたのは、メタルドームをもつユニットが装着されたものです。
しかしメタリックな見た目とは異なり、中高域に嫌な付帯音は一切なく、荒川氏から伺った話でも15kHz程度でロールオフする特性とのことでした。
おそらく、このバッフル面の段差がうまい具合に中高域をマイルドにしてくれているのかもしれませんね。
----------------------------
さてもう一曲。Jazzでいきましょう。
ブライアンブロンバークのアルバム「Compared To That」から1曲目「Compared To That」。
こちらは、ホーンセクションのサウンドを、柔らかい手触りの良さをもって鳴らしてくれます。
HiFi的にガッツリ聴かせるのではなく、スローライフに丁度良いサウンドを奏でてくれる魅力がありますね。
ユニット上部にあるバスレフダクトは、しっかりと動作していました。
試聴位置ではやや低音が拡散してしまうのですが、ニアフィールドではしっかりとダクトからの音圧を感じることができたので、一般家庭では十分な低音も期待できるでしょう。
使いこなしのテストとして、下に敷いてあったfoQシートを外してみます。
硬質面に直置きとなったことで、JAZZとしての元気の良さ、立ち上がりの良さが大きく向上。
レンジ感も広がり、ベースの音にもフォーカスが合う感じになりました。
今回はfoQなしの方が好ましい印象となりましたが、
重要なのは、使いこなしに機敏に反応してくれるスピーカーであるということです。 (foQは、私も愛用しているアイテムです!)
ラフに作られたスピーカーでは、導入後の音調整に苦労する(対策に反応してくれない)ことがしばしばあるのですが、
この「花蓮」は、真鍮の4本足をもつなど、名実ともに本格オーディオとしての素質を十分にもっているといえそうです。
ちなみに、この真鍮足は手作業によるエージング加工済で、錆による劣化を受けにくい状態になっているそうです。
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さて、2回にわたりショップ「オーディオみじんこ」にある、小型スピーカーとして「PR-10」と「花蓮」のレポートを連載しましたが、
どちらも魅力あるシステムで書いていても楽しいブログとなりました。
両方とも、お店には展示してありますので、
遊びに行ったときは、ぜひ試聴してみて下さい♪
「オーディオみじんこ」公式ページ https://mijinko.jp/
ブログ訪問記 ショップ「オーディオみじんこ」 に行ってきました。
今日は、ショップ「オーディオみじんこ」のオリジナルスピーカー「花蓮」の試聴レポートです♪
本店のコンセプトは、「オーディオ工房&ショップ」ということで、
オリジナル製品の開発も、しっかりとやっています。
その第一作が、コンパクトデスクトップスピーカーの「花蓮」です。
その一番の特徴が、多彩なグリル。
どれも和のテイストを感じるもので、お部屋のアクセントになりそうです。
グリルを外すと表情が一変し、
今度は、洋風のビンテージ感たっぷりの外観が出てきます。
新品なのに、この漂うビンテージ感の秘密は、
代表の荒川氏の手作業によるペインティングです。
(オーディオみじんこ ブログより)
製品というより、工芸品、
いや、美術品と言ったほうが正しいでしょうか!?
さて、そういった外観上の魅力がある「花蓮」ですが、
我々オーディオマニアにとっては、音質も気になるところです。
というわけで、メインシステムに組み込んでの試聴をしてきました♪
まは定番の女性ボーカル。
アマンダマクブルームさんのアルバム「Portraits」から「Dreaming」。
お?おお~~!?
これは、また他では聴いたことのないサウンドです!
改めて聴き込んでいくと、ボーカルの良さ、特に雰囲気の良さを大切にした音だと分かります。
他の楽器も、ほっこりとした温かさを感じさせるもので、丸みのある表情が心地よさを誘います。
総じていえば、これ見よがしに「良い音だろう!」と聴かせるサウンドではなく、空間に調和した響きだと言えるでしょう。 これは本機のコンセプトどおりの音なのかもしれません。
今回聴いたのは、メタルドームをもつユニットが装着されたものです。
しかしメタリックな見た目とは異なり、中高域に嫌な付帯音は一切なく、荒川氏から伺った話でも15kHz程度でロールオフする特性とのことでした。
おそらく、このバッフル面の段差がうまい具合に中高域をマイルドにしてくれているのかもしれませんね。
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さてもう一曲。Jazzでいきましょう。
ブライアンブロンバークのアルバム「Compared To That」から1曲目「Compared To That」。
こちらは、ホーンセクションのサウンドを、柔らかい手触りの良さをもって鳴らしてくれます。
HiFi的にガッツリ聴かせるのではなく、スローライフに丁度良いサウンドを奏でてくれる魅力がありますね。
ユニット上部にあるバスレフダクトは、しっかりと動作していました。
試聴位置ではやや低音が拡散してしまうのですが、ニアフィールドではしっかりとダクトからの音圧を感じることができたので、一般家庭では十分な低音も期待できるでしょう。
使いこなしのテストとして、下に敷いてあったfoQシートを外してみます。
硬質面に直置きとなったことで、JAZZとしての元気の良さ、立ち上がりの良さが大きく向上。
レンジ感も広がり、ベースの音にもフォーカスが合う感じになりました。
今回はfoQなしの方が好ましい印象となりましたが、
重要なのは、使いこなしに機敏に反応してくれるスピーカーであるということです。 (foQは、私も愛用しているアイテムです!)
ラフに作られたスピーカーでは、導入後の音調整に苦労する(対策に反応してくれない)ことがしばしばあるのですが、
この「花蓮」は、真鍮の4本足をもつなど、名実ともに本格オーディオとしての素質を十分にもっているといえそうです。
ちなみに、この真鍮足は手作業によるエージング加工済で、錆による劣化を受けにくい状態になっているそうです。
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さて、2回にわたりショップ「オーディオみじんこ」にある、小型スピーカーとして「PR-10」と「花蓮」のレポートを連載しましたが、
どちらも魅力あるシステムで書いていても楽しいブログとなりました。
両方とも、お店には展示してありますので、
遊びに行ったときは、ぜひ試聴してみて下さい♪
「オーディオみじんこ」公式ページ https://mijinko.jp/
ブログ訪問記 ショップ「オーディオみじんこ」 に行ってきました。