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Channel: オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)
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真空管オーディオフェアで頂いたご質問

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真空管オーディオフェアでは、沢山の方とお話しすることができました。
その中で、度々ご質問のあった件について、ここでもお話ししておこうと思います。



「仕上げは何ですか?」
仕上げはウレタンをベースにした塗料を、薄塗りにしています。

ツヤを出すことが目的ではなく、桧の木目・風合いを生かし、音質をベストな方向にもっていくための処理です。そのため、現在も塗装方法は日々改良しています。

クリア塗装であることは間違いなく、(改良後も)外観に大きな変化はありませんが、もし気になる方はご注文前にご一報頂ければお教えします。表面仕上げサンプル(又は貸出試聴機)の送付も対応致します。

「下も付属しますか?」
下というのは、PR-83Solの下部パーツのことのようでした。

ダークグレー塗装にしているために、まるで台座のように見えてしまいますが、
間違いなくPR-83Solの本体の一部ですので、付属します。

下部は、バスレフダクトになっておりまして、
十分な物量の木材を用いて、不要な共振を抑え込んでいます。


「どこで買えますか?」

Yahooショッピング内「オーディフィルwebショップ」のみでの販売となっております。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/audifill/

現在、実店舗での販売はしておりませんが、
以下リンク先に記載のメールアドレスにご連絡を頂ければ、その都度の対応も可能です。
http://www.audifill.com/contact/contact.html


「無垢材は経年で割れますか?」
これは、YESでもあり、NOでもあります。

まず、無垢材は自然の生み出す物なので、「絶対に割れない」とは断言できません。
細かな割れを含めれば、短期間で変化が起こる可能性も、残念ながら否定できません。

一方で、設計段階では、桧を扱う複数の木工家の方と相談をして、
一般的に問題がないとされる、設計としています。

また、昨年製作した桧スピーカーを、
無塗装のまま車内に放置(!)していますが、未だに大きな割れはありません。
(保障できる内容ではありません。一般的な屋内でのみでご使用願います。)

ということなので、「最大限の努力と試験はしていますが、完全無欠を保証することはできません」というお答えになりますこと、ご了承頂きたいと思います。


そして、何よりも、無垢の桧材なので、
何かしらの形で修復することができます。

工業品のように「10年経ったら修理できません」ということはなく、
研磨・再塗装、さらには接ぎ木をすれば、いくらでも治せます。
(「直す」でなく「治す」というイメージでしょうか。)

スピーカーユニットも、基本的には一般的な特性のものを選択していますし、
いざとなれば、代替ユニットを違和感なく装着できるよう再加工することもできるでしょう。

修理でなく、修復して長く使って頂く...というのは、おそらく全ての方が納得して下さるものではないかと思いますが、
ハンドメイドの桧スピーカー、ということをご理解頂ければ幸いでございます。

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さて、次回はPR-83Solに頂いたご感想を一挙掲載しようと思います!
会場で聴いた方も、そうでない方も、ぜひお楽しみに♪

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