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[動画] 改キット「KT-2080」 試聴できます!

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先日、情報公開した改キット「KT-2080」ですが、
早速、動画を作成しました!

改キットは、FOSTEXのツイーター「PT20K」、ウーハー「PW80K」、エンクロージュアキット「P2080-E」に組み込んで使用します。
細かい使用方法は、また後日書こうと思いますが、まずはその「変化」を、ぜひ確認していたきたいと思います。



動画で聴いて頂けるのは、次の3つのスピーカーです。

・FOSTEX 「P2080-E(+PT20K, PW80K)」 (実売2万円弱)
・AudiFill 「KT-2080」 (上記キットと合計で約4万円)
・B&W 「DM601S2」 (定価5万6千円、2001年当時)


動画前半は、説明パートで、
後半が比較試聴パートになっています。



まずは、女性ボーカル+ギター。
【AudiFill】 改キットKT-2080【試聴:女性Vo.+Gt.】


熱い女性ボーカルと、鋭く立ち上がるギターが聴きどころですね。
(曲中でプツプツ聞こえるのは、音源に意図的に含まれているものです。)

「FOSTEX P2080-E」は、ややアッサリとした表情で、ギターもパサついています。
「AudiFill KT-2080」は、ボーカルの熱っぽさが十分に伝わってくると共に、ギターも実在感を増します。
「B&W DM601S2」は、情報量が出てきます。一方で、ボーカルの表現力は一歩後退で客観的な描写でしょうか。



次は、POPS系の女性ボーカル。
【AudiFill】 改キットKT-2080【試聴:女性Vo. (POPS)】


POPS系ならではの、ややハスキーさの残るボーカルですが、
その中で、どこまで柔らかく表現力のある音が描けるかがポイントになります。

「FOSTEX P2080-E」は、サ行が強調され、かなり残念な感じ。
「AudiFill KT-2080」は、まるで録音が変わったかのような自然な表情のボーカルが聴けます。
かなり激変レベルの違いでして、この「KT-2080」が優秀録音でないソフトにも強いことが一聴して分かるかと思います。
「B&W DM601S2」は、重心が下がりバランスが向上。一方で、ボーカルのヌケの良さは小口径の他機種に譲るでしょうか。


次は、JAZZです。
【AudiFill】 改キットKT-2080【試聴:JAZZ】


サックスの鳴りっぷりと、各楽器の存在感・描写力に注目です。

「FOSTEX P2080-E」は、シンバルの表情は良好ですが、サックスが細身なのが難点です。
「AudiFill KT-2080」は、サックスやピアノが自然なバランスになり、濃厚なJAZZが楽しめます。シンバルは控えめですが、上質で繊細な音が出ています。
「B&W DM601S2」は、大口径ウーハーの圧倒的な低音量感が魅力です。シンバルは、アルミドームならではの粒立ちの良さを聴かせますね。




さて、こうして「KT-2080」の音を聴いて頂くと、
・自然で表情豊かな音
・優秀録音以外でも、魅力的な再生音
というのがポイントになってくるでしょうか。

この辺は、「桧」ゆえの音色に加え、
AudiFillの音作りの目指すところが、しっかり出せたと感じています。


さて、次回はこの改キットの詳細を深堀りしてお伝えしようと思います。


そういえば、今年のStereo誌付録のユニット「M800」は、
今回動画で登場した「PW80K」と同サイズらしいですね。

同サイズということは、簡単に取り換えが可能なんですよね・・・
まあ、この辺もご期待頂ければと思います!

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