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集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ会2016 参加報告

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遅くなりましたが、5月3日の「集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ会」について、振り返ってみようと思います。

早速ですが、カノン5Dの発表は「桧アンカーの効果」についてでした。

「桧アンカー」については、こちらを参照して頂くのが分かりやすいですね。
今まで、自身の作品に組み込むことは多々あれど、純粋な効果を皆さんに聴いて頂くのは初めてでした。



結果としては、「(録音の悪い)アニソンでのみ違いが分かった」「(いつも聞きなれている)JAZZでのみ違いが分かった」「吸音材など、ほかの効果が大きいのでは?」など、様々な反応を頂きました。

発表している当人も、「こりゃ、桧アンカーの効果(変化)を知ったうえで聞かないと難しいかな?」というレベルの違いだったので、好意的なご意見を頂くことができ一安心ではありました。また、音質の差異として「モヤつきが取れる」「聞こえにくかったボーカルが、伴奏楽器と分離して聴きやすい」といったところを感じて頂けたようで、こちらが意図した効果は体感して頂けたようでした。


今回は、「ネットワーク」には一切手を付けておらず、純粋にアコースティックなチューニングのため、
違いとして認識するのは難しいところがあったかもしれません。

しかし、今までのスピーカー製作経験によると、
完成度が高まっていくにつれて、こういう小さな違いが効いてくるものなのです。

このキットも「ネットワーク」の改造をすることで、さらに大きな飛躍を狙えると考えており、
また別の機会に、発表できればと思っています。



さて、今回は塩ビ管スピーカーのオフ会です。
(塩ビ管縛りではないものの)やはりメインは「塩ビ管スピーカー」です。

参加者の皆さんの作品を見ていこうと思います。

たてちゅうさんの作品。
マルチダクトのぶ厚い低音に、粒立ちの良い中高域が冴えます!


KO球さんの作品。
小型ながら好バランスのサウンドです♪ 木琴やベースの立ち上がりも速い!


マイルドKさんの作品。
すっきりとしたトーンで、癒やされます。工作も簡単とのことで、肩の力を抜いて楽しめそう♪


エビサワさんの作品。
DigiFi誌の付録2wayですが、ツイーター帯域を広く取る独自ネットワーク設計。澄みやかなチェンバロやボーカルが逸品!


ケンさんの作品。
オリジナルの電流アンプの特徴を活かした大胆なスピーカー。床置きながら、クリアなHiFiサウンドです!


古舘さんの作品。
見た目を裏切らないサウンド。沈む低音ながら全域でハイスピード。FE譲りの中高音は鮮度抜群!


マイルスTKさんの作品。
中央のRedEyeは、付録ユニットにツイーターが加わり、バシッと決まるジャジーなサウンド。 
左右のTYPE P4Dは、自然な広がりとレンジ感があり、激安ユニットを見事に使いこなしています!


なーおさんの作品。
BHBS方式の本機は、的確にチューニングされクラシックからヒュージョンまで幅広いジャンルを難無くこなします。コンパクトながら、沈み込むバスドラも量感十分!


nabe3さんの作品。
自作のハイルドライバーは、圧倒的な表現力。不思議なぐらいシャリシャリせず、至ってナチュラルながら倍音成分を伸びやかに描きます!


コニさんの作品。
人工大理石で作られた本機は、綿密で濃い音色。細かくチューニングされたドローコーン✕3で、低音も十分です♪


Kenbeさんの作品。
新型BHBSは数年前より小型化と低音再生の両立が数段進化! パサつきやすい108Solですが、上手く使いこなしているのは、さすが匠です♪





さて、そんな塩ビ管オフ会でしたが、
再生系で、興味深いものと出会うことができました。

徹音さん作の、PCオーディオです。


ちょうど昨日、徹音さんの工房にお邪魔してきたので、
次回はそのことを書こうと思います。

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