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「SPIサウンドプラザ井田」へ行ってきました

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さて、今日ご紹介するのは「SPIサウンドプラザ井田」です。

すぐにピンとこない方も多いかもしれませんが、
おそらく、自作スピーカー派であれば、必ず訪れたことはあるであろう有名なwebページのお店です。
http://homepage3.nifty.com/spida/

何度か井田さんには声を掛けて頂いていたのですが、
先日、ようやく行くことができました!


場所は、千葉県船橋市。
閑静な住宅街のなかに、サウンドプラザはありました。



外観は、普通の一戸建て住宅ですが、
ちょこんと飛び出た看板が目を引きます。

ギターが堪能な井田さんは、音楽教室もやっていらっしゃるとか。


さて、お部屋にお邪魔すると、
webページでも見慣れたシステムと、早速のご対面です!



オーディオショップというより、個人宅にお邪魔しているような雰囲気(というかご自宅でもある)で、この居心地の良さは、つい長居をしてしまう展開です(笑)


ホームシアターを併せ持つところもあって、やや複雑なシステムですが、
2chステレオでは、最新作の大型スピーカーで聴くことができました。



自作界では珍しい大型スピーカーで、しかも設計難易度が高そうなホーン(JBL製)を搭載しています。
いかにもダイナミックな音が出てくるかと思いきや、最初に聴かせて頂いたギターは実態感にあふれるリアル系サウンドです。

ご本人がギターを演奏するとあってか、
中域のリアリティ、存在感は他のシステムとは一線を画すものでした。

もちろん、バスドラムでは大口径ウーハーの威力が炸裂するのは言うまでもなく、
ワイドレンジな表現力も、このシステムの魅力だといえそうです。

「もっと多くの人に、大型スピーカーの自作に挑戦してほしい」とおっしゃる井田さんの言葉も、このスピーカーの音を聞くと、すごく共感することができました。



さて、2chステレオで終わらないのが、このサウンドプラザ井田の醍醐味です。
ここからは、AVシステムを構成するスピーカー達を見ていきましょう♪


まず目を引くのが、左右chを担当する「2012モアイ-Ⅱ.i」。
FE163En-Sをミッドに据え、炭山先生の「金次郎」をベースにしたエンクロージュアという構成です。



そして、センタースピーカーも個性派です!
FE138ES-Rに、FW168HPを組み合わせた密閉型システムとなっています。

FE138ES-Rは、一般的にはバックロードホーンと組み合わせるような(低域がやや薄い)フルレンジユニットですが、
そこに16cmウーハーの低域を加えることで、上手くバランスを制御しています。こういう使いこなしは、非常に参考になりますね!


そして、リア・・・いや、もう凄いのなんの(笑)

長岡鉄男先生の大型バックロード「D-58ES」が、なんと4台鎮座しているのです。
以前はメインシステムとして使っていた、、、とのことですが、この物量は並大抵ではありません。


こちらも、さぞかし凄い音か・・・と身構えていると、
実に自然なバランスのサウンドを奏でてくれるのです。

映画のワンシーンなど、いろいろなソースを観させていただきましたが、
違和感のない自然さが4K画面と相まって、作品に没頭できる空間となっていました。

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試聴も一段落して、いろいろお話を伺っていると、
「E-合板サービス」などで、個人のスピーカー製作を後押ししていきたいという井田さんの想いを感じることができました。



オーディオショップですら聴くことができない自作スピーカーですが、
この「サウンドプラザ」での体験は、自作スピーカーに興味をもった方を後押ししてくれることでしょう。

「まずはフルレンジ。そして、いつかは大型スピーカー・・・」という、
自作の奥深さ・楽しさを広める拠点として、今後の活動に注目していきたいですね!

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