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木工家 Y氏 訪問記

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時は戻って、昨年の12月のこと。
以前からオフ会やメールでお話ししていた木工家のY氏のご自宅に伺うことになりました。

なんと、私の「スワン・ザ・バスレフ」「ツイン・ウィング」を参考に、作製したものがあるとか!
これは、聴きに行くしかありません。


<オリジナルの両機>
  


さて、潮風香る街並みにあるY氏宅にお邪魔するまえに、
近所のプライベート工房を拝見させていただきました。







たくさんの木材と、専用の装置たち。
スピーカービルダーの私にとっても、夢の空間でした♪



さて、自宅に伺うと、
「ツイン・ウィング」がお出迎えしてくれました。



はやる気持ちもありますが、
私としては、中央のオーディオラックが気になりました。



立派な作りのラックですが、
これも自作品というから驚きです。



使用している機器は入門機が多いですが、
ウォルナットで作られた重厚なラックに収まり、ご機嫌のご様子です♪


それでは、いよいよツイン・ウィングの登場です。


MDFで作られた本体は、寸法精度もピッタリです。
複雑な内部構造の「ツイン・ウィング」ですが、まさに技量の勝利ですね!



気になるサウンドは、、、、
ほぼ私の家にある「ツイン・ウィング」と同じでした。(そりゃそうかw)

MDFゆえに付帯音が少なく、さらにウォルナット材のラックが音を豊かにしてくれているようで、小音量でも豊かな鳴りっぷりを楽しむことができました。

ユニットの違い(P1000とFE103Sol)も、クオリティの差として明確に表れていました。一方で、低音量感などはイメージ通りでしたので、P1000からのステップアップとしてFE103Solはお勧めできる逸品ですね。



傍には、あの「スワン・ザ・バスレフ」もありました。


低音の調整に苦戦されたとのことで、ダクトの調整もいろいろ試した跡がありました。
「スワン・ザ・バスレフ」の基本構造は、優れた面もありますが、その一方では・・・まあ、本作以降私が共鳴管に偏向している理由から察して頂ければ幸いですw



オリジナルの「スワン・ザ・バスレフ」には無かった、45°カットも高精度に施されていました。こちらは非常に効果があるので、スワン型をお持ちの方はぜひチャレンジしてみて欲しいですね♪



木工×オーディオは、切っても切り離せない関係で、
いろいろと貴重なお話しを伺うこともできました。

Yさん、貴重なオフ会をありがとうございました。

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