既に4台のコンテスト発表作を紹介してきました。
5番手の発表は私でしたが、それは後述することにしましょう。
(まあ、すでに当ブログでだいぶ公開していますしね)
今日は、2作品を紹介したいと思います。
こちらは、田中さんの「ラミ参号」
昨年のラミ弐号に引き続き、高剛性の積層エンクロージュアが印象的です。
今回のポイントは、「螺旋ダクト」ではないでしょうか。
ワッシャーを積み重ねて作ったダクトは、対面にあるユニット支持の機能をも併せ持つ、非常に合理的な設計です。
実際に聴くと、小さなボディを感じさせない、コシがしっかりしたサウンドであることが分かります。
全体の剛性が高いのに加え、重量級のダクト&支持機構など、新しい取り組みが功を奏しているのではないでしょうか。
毎年進化を続ける「ラミ」シリーズは、多くの注目を集める結果となり、
音質票は14票(3位)、ルックス票は20票(2位)を獲得していました。
そして、会長の前田さんの「ランタノスクス」
定番の「クリスタル(サーボパッシブラジエーター搭載)」でなく、今年はユニットとの相性からスパイラルダクトを選択。横長のフォルムが印象的ですね。
構造だけでなく、金属板を上手く活用している点も見逃せません。
ユニット回りの強度アップのほか、制振を目的として(?)の背面への金属板搭載も興味深いですね。
サウンドの特徴は、ズバリ「音の立ち上がり」にあります。
チェンバロは精度が高い表現で、余韻の美しさも特筆すべきものがありました。一方JAZZでは、音の粒が感じられ、楽しい雰囲気を演出します。
小型で高精度な表現力をもつ本機は、(コンセプトが近いともいえる)先の田中さんの作品と接戦を繰り広げる結果となりました。
音質票では19票(2位)、ルックス票は17票(3位)。そして総合点では40票(3位タイ)で競り勝つ結果となり、コンテストならではの手汗握る展開となりました!
自作スピーカーイベントは数あれど、こうした全力投球のコンテストというのは「ミューズ」の一つの特色かもしれません。
出品者、運営側、来場のお客様それぞれがコンテストを盛り上げているのだと実感することができた2作品でした。
さて、連載している作品紹介も、残すは2台のみです。
ラストまで、ぜひご期待ください!
5番手の発表は私でしたが、それは後述することにしましょう。
(まあ、すでに当ブログでだいぶ公開していますしね)
今日は、2作品を紹介したいと思います。
こちらは、田中さんの「ラミ参号」
昨年のラミ弐号に引き続き、高剛性の積層エンクロージュアが印象的です。
今回のポイントは、「螺旋ダクト」ではないでしょうか。
ワッシャーを積み重ねて作ったダクトは、対面にあるユニット支持の機能をも併せ持つ、非常に合理的な設計です。
実際に聴くと、小さなボディを感じさせない、コシがしっかりしたサウンドであることが分かります。
全体の剛性が高いのに加え、重量級のダクト&支持機構など、新しい取り組みが功を奏しているのではないでしょうか。
毎年進化を続ける「ラミ」シリーズは、多くの注目を集める結果となり、
音質票は14票(3位)、ルックス票は20票(2位)を獲得していました。
そして、会長の前田さんの「ランタノスクス」
定番の「クリスタル(サーボパッシブラジエーター搭載)」でなく、今年はユニットとの相性からスパイラルダクトを選択。横長のフォルムが印象的ですね。
構造だけでなく、金属板を上手く活用している点も見逃せません。
ユニット回りの強度アップのほか、制振を目的として(?)の背面への金属板搭載も興味深いですね。
サウンドの特徴は、ズバリ「音の立ち上がり」にあります。
チェンバロは精度が高い表現で、余韻の美しさも特筆すべきものがありました。一方JAZZでは、音の粒が感じられ、楽しい雰囲気を演出します。
小型で高精度な表現力をもつ本機は、(コンセプトが近いともいえる)先の田中さんの作品と接戦を繰り広げる結果となりました。
音質票では19票(2位)、ルックス票は17票(3位)。そして総合点では40票(3位タイ)で競り勝つ結果となり、コンテストならではの手汗握る展開となりました!
自作スピーカーイベントは数あれど、こうした全力投球のコンテストというのは「ミューズ」の一つの特色かもしれません。
出品者、運営側、来場のお客様それぞれがコンテストを盛り上げているのだと実感することができた2作品でした。
さて、連載している作品紹介も、残すは2台のみです。
ラストまで、ぜひご期待ください!