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「集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ会2013」その5

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オフ会日記も、ラストです!
オフ会が行われたのは5/19なので、早いとこで2ヶ月が経ってしまいました(汗)

今回紹介するのは、どちらも超力作です!

nabe3さんの作品は、なんと高域ユニットを自作しています。



中央の「ひだ」部分が伸縮し、
高音を放つ方式になっています。
(おそらく、ハイルドライバーと同じ形式だと思います。)

周囲の黒い磁気回路があることで、音が出る仕組みになっています。
どうやって製作したのかは全く想像ができません。



(当日配布資料より)

低域は、Daytonの13cmウーハーが受け持ちます。
塩ビ管を使ったものですが、金網を使うことでデザイン的にも好ましいものとなっています。




自作ユニットを搭載する本機は、立ち上がりが強烈な音です。
楽器のディティールを明白にする能力は、通常のSPとは別次元にありそうです。

ELACも同様な構造のツイーターを搭載していますが、
本機は1kHz〜の中域部から再生できていること、磁石部がホーン効果をもっていることなどが、音質上の特徴となって現れているのでしょう。



最後のトリは、kenbeさんです。
「木彫・Diamante100」は、ぶ厚い集成材を斜めに切断するという技のもとに出来上がっています。




使用ユニットは、FOSTEXのFT200D、M100HR-Wとなっており、Mgの高品位な音を期待させる組み合わせです。

箱の内部は、オーソドックスな2wayですが、
リニアフェーズや、鉄製ウェイトの装着など、十分な対策が施されています。



(当日配布資料より)

ダクトは取り外しが容易な設計で、
今回は塩ビダクトを装着しての出品です。




音は、ハイエンドスピーカーを想像させる低重心でハイクオリティなものでした。
Mg振動板や頑強な箱の影響なのか、不要な付帯音や歪みを感じさせません。

音場は、今まで聴いたどのスピーカーより広大なのが分かります。
これはリニアフェーズの為か、それとも付帯音を極限まで抑えた結果なのでしょうか。

いずれにしても、ハイクオリティな本機の音を堪能することができ、良い経験になりました。


さて、このあとも会場でマニア同士の話をしたりと、充実の時間を過ごすことが出来ました。

今回初めての出品でしたが、楽しい一日となりました。
来年は、ぜひ塩ビ管のスピーカーで出場したいですね。

集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ会2013 -終-

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