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桧でスピーカーを作る(後編) / BX-200の紹介(その1)

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前回の日記で、「桧(ヒノキ)」のもたらす音質上のメリットを書きました。
まさにAudiFillのスピーカーにとって、「桧」の素材は無くてはならないものなのです。


製作中の「PR-83」

では、「桧」が最高の素材なのか?というと、
単純にYESとは言えません。

実際に、試聴テストをして感じたところでも、
解像度だったら「ブナ」
高域の自然さなら「メープル」
豊かな色彩感の「マホガニー」
高SN比で澄んだ音の「ウォルナット」
塗装によって多彩な変化をみせる「MDF」
存在感のある音の「フィンランドバーチ」
などなど、他にも魅力的な材料は結構あるのです。

さらに、「黒檀」「紫檀」なども、
もし候補となれば、興味深い結果となるでしょう。

結局のところ、適材適所、お好み次第ということです。

自身の求める音がどこにあるのか?
それ次第で、最適な材料が決まってくるのだと思っています。

そして、「桧」の特徴として、先日述べた
「情熱的な表現力のあるボーカル。
刺々しさが全くない、優しい音色。それにも関わらず、情報量は十分。
低音は、鈍くならず弾力に満ちた表現。」
という所に共感して頂けるのであれば、
AudiFillのスピーカーを試聴する価値は、十分にあるのではないかと思います。

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さて、今日紹介するのは「BX-200」です。

「BASICシリーズ」の最上位モデル(予定)で、
完成品でペア10万円台後半を予定しています。



桧材のバッフル(側面はMDF)が、
音質、デザインの上での特徴になっています。

内部は、共鳴管構造となっており、
瞬発力のある低音を実現するために、10cmダブルウーハーを搭載しました。

詳細は、また次回以降に説明しようと思います。

この「BX-200」は、10月1日の試聴会でも聴けますので、
ぜひお越しください!
(時間は16:00~16:40、18:00~18:40の2回)

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